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5つ星のうち 5.0
芸の真髄にせまる勢い,
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レビュー対象商品: 絃の聖域〈下〉 (角川文庫) (文庫)
週刊文春1980年 総合5位長唄の名家 安東流家元で発生した連続殺人を、伊集院大介が解き明かすミステリ作品。 この安東家が、ハンパない愛憎劇(憎の方がまさっているが)を演じるのだが、どこか幽玄の世界を描いているせいか、金田一シリーズのようなドロドロ感を感じさせない。連続殺人にまつわる真相は、芸の真髄にせまる勢いを見せていて、迫力がある。作者の若い頃の作品であることを考えると、その力量おそるべしというところ。人物の描き方が作品の内容によくマッチしているのだが、冷厳さと熱情をあわせもつヒロイン(?)安東八重が、特に印象深い。ラストも余韻を残すいい終わり方と思う。ただ、初登場 伊集院大介は、本作品の中で語られるほど(警察を魅了するほど)魅力的には読みとれなかった。 前作「ぼくらの時代」とは、随分、作風がかわった印象。でも、ラストのやるせなさ感には通じるものがあるかなぁ。
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5つ星のうち 5.0
連続殺人(連続自殺),
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レビュー対象商品: 絃の聖域〈下〉 (角川文庫) (文庫)
上ではボーイズラブの作品かと思いました。下に入ると,一転,三味線の家元の家での複雑な家族を背景にした連続殺人事件になっていきます。 あるいは,最後は連続自殺事件なのかもしれません。 伊集院大介が登場するが,最後の最後まで脇役です。 特に,上では,主人公は家元の子供たちだったのが,最後に主役逆転。 吉川英治文学新人賞受賞作品ナだけあって, 小説としての完成度も高いということなのだろう。 透明感ある伊集院大介が,それでも人間性を重視しているのが特筆できる。 他の名探偵とは一線を画すると思うがいかがだろう。
5つ星のうち 5.0
ここにも名探偵が登場,
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レビュー対象商品: 絃の聖域〈下〉 (角川文庫) (文庫)
久しぶりに推理小説を読んだ、という気にさせてくれた本でした。もちろん現在でも多くの推理小説が出版されているので、そんな気にさせてくれるものは沢山あるのでしょうが、昔ながらの雰囲気を持ちながら現代の中で活躍している名探偵の登場にふさわしい話だったように思います。
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