米原万里家の動物記+家族史。2001年の”ヒトのオスは飼わないの?”の続編みたいな後日談みたいな感じ。犬柄がよいけど、雷が大嫌いで行方不明になった”げん”。げんと似ている?淑女のノラなどなど、個性あふれる犬ネコ達。彼らとの日常が生き生きとかかれている。写真も面白い。ノラの塀越え、ソーニャのダクトのぼり、亡くなった無理の写真を眺める道理、、ものすごく表情があって、やたらにヒトくさい。秘書さんが書かれた、万里さん亡き後の、毛深い家族のなりふりにはしんみりした。
付随みたいな感じで、米原家の歴史もかかれている。食は3代っていうけれど、万里さんのユーモアと知性もこのひと一代のものではなかったようで、その辺も随分興味深くよんだ。
初めての”米原万里”には向かないけれど、他の著作が好きな人には、いい本だと思う。