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終決者たち(下) (講談社文庫)
 
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終決者たち(下) (講談社文庫) [文庫]

マイクル・コナリー , 古沢 嘉通
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

見えない真犯人を炙り出す壮絶な心理戦! 難航する捜査にメディアと警察内部から批判が高まり、次第に窮地に立たされるボッシュ。重要参考人の死で密かにあざ笑う真犯人。その正体を暴く秘策はあるか?

内容(「BOOK」データベースより)

ボッシュと相棒のライダー刑事は、少女殺人事件に関与していると思しき人物を突きとめる。マスコミに捜査状況を流すことで、ふたりは容疑者の動きを探る作戦に出るが…。難航する捜査、さらに警察内部から高まる批判。ボッシュに逆転の一手はあるか。現代ミステリー界の旗手が描く、警察小説の到達点。

登録情報

  • 文庫: 384ページ
  • 出版社: 講談社 (2007/9/14)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062758547
  • ISBN-13: 978-4062758543
  • 発売日: 2007/9/14
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.4 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 135,492位 (本のベストセラーを見る)
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
“当代最高のハードボイルド”“現代警察小説の到達点”といわれるマイクル・コナリーの<ハリー・ボッシュ>サーガ第11弾。

3年間の私立探偵稼業を経て、退職者再雇用システムによってロス市警に復帰したボッシュ。配属先は強盗殺人課の一部門、「未解決事件班」だった。彼は旧知のライダー刑事とペアを組んで、17年前の女子高生殺人事件に取り組む。凶器となった拳銃についていた血痕とDNAが同一の人物が見つかったのである。彼が犯人だったのか・・・?

当時の調書を再精読し、地道に17年前の関係者を訪ね、捜査に齟齬がなかったかチェックを重ねるふたり。しばらくは、正統的な警察小説らしいまっとうで地道な捜査が続く。
しかしやがて事件が当時の市警上層部からの圧力で迷宮入りとなっていた事実が判明。意外な背後関係に難航する捜査。ボッシュたちはマスコミを利用したおとり捜査まがいの仕掛けをかける。結果は失敗に終わり、警察内部から批判を浴びることに。彼らに突破口はあるのか・・・?果たして真犯人は・・・?

本書は、いままでの、はみ出し刑事、一匹狼のボッシュものとは少し異なり、チームを組んで、組織だった活動に終始するボッシュの姿を、いかにも警察小説らしく忠実に描いている。そして事実にもとづき、地道に段階を追って、事件解明に当たっている。その先に意外な真犯人が潜んでいたというわけである。

しかし、ロス市警副本部長アーヴィングとボッシュとの対決といい、ほろ苦いラストといい、随所にボッシュファンには応えられないスポットを配しているところはさすがである。
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By hamachobi トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
警察を辞め、私立探偵になっていたボッシュがロス市警に刑事として戻るところから物語は始まる。

彼が新たに配属した部署は未解決の殺人事件を捜査するところ。いわゆる「コールド・ケース」を扱うところだ。

たまたま、WOWOWでコールド・ケースをやってるので、似た設定だなぁって思ったら、なんとこの本の中でも番組について言及があった。面白いな。

物語は、いつもの作品同様、スピーディで、あっというまに読み終えてしまった。ただ、前作までに比べると、捜査に重点がおかれて、ボッシュの内面描写は少なめだし、ダークな感じもあまりない。

そこが物足りないけど、やっぱりボッシュは私立探偵よりも刑事の方が似合う。なぜかな?
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形式:文庫
 ハリー・ボッシュ刑事シリーズの最新刊。
 本シリーズをご存知ない方は,ぜひ過去の作品から試してみることをオススメしたい。(大作『暗く聖なる夜』が手堅くてイチオシ。)
 そして、シリーズのファンの方には、本作が今までとはとても違う味わいを持ってることに注意されたし。

 ロス市警を辞職して私立探偵になってたボッシュが、退職者復帰プログラムで再び市警に戻ってくるというオープニングは、作品解説や他のレビューにあるとおり。
 では、単に市警時代に戻っただけかというと、そうではない。ボッシュがいない間に、あの腐りきった市警にも革新の波が起きていた。そして、過去にボッシュがたった独りでガンコにやり抜いてきた「未解決事件の再調査」というやっかいな仕事を、なんと今では1つの部署と10名を越える刑事たちが専門に取り組む体制が整えられていたのだ。
 そう。一匹狼だったボッシュにも、ついに仲間ができるのである。だからタイトルも「終決者”たち”」と複数形になっているワケ。

 この変化で、ボッシュ本人としてはずいぶんと仕事がやりやすくなったようだ。協力者は大勢いるわ、妨害は少ないわ、いいコトずくめ。
 ただ、孤独を愛し、巨悪にもたったひとりで立ち向かう一匹狼だった彼が好きだったファンとしては、これはずいぶんと物足りない。だから、本作は”ハードボイルド小説”とは言えず、ただの”警察小説”だと思う。もちろん、「良質の」という形容詞はつくが。

 個人的には、ボッシュ刑事にはまたひと波乱起こって孤独な立場に戻って欲しい。娘ができようが、歳を取ろうが、落ち着いて欲しくはない。次回作に期待だ。
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