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終わりの蜜月―大庭みな子の介護日誌
 
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終わりの蜜月―大庭みな子の介護日誌 [単行本]

大庭 利雄
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

小脳出血で入院中に脳梗塞を起こし、半身不随になった妻みな子。その看護、リハビリに明け暮れた毎日の克明な記録。

内容(「MARC」データベースより)

脳梗塞で半身不随となった作家・大庭みな子を支え、復活させた伴侶が克明に綴る介護とリハビリの日々。夫婦という濃厚な時間を刻印する感動のドキュメント。

登録情報

  • 単行本: 252ページ
  • 出版社: 新潮社 (2002/08)
  • ISBN-10: 4104556017
  • ISBN-13: 978-4104556014
  • 発売日: 2002/08
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.8 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 479,261位 (本のベストセラーを見る)
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23 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 夫婦のあり方が問われる介護生活, 2003/3/18
レビュー対象商品: 終わりの蜜月―大庭みな子の介護日誌 (単行本)
 何年か前、作家の大庭みな子氏が、突然、脳梗塞で倒れて車椅子生活になったということを知り、大変驚いたのを覚えている。本書は彼女を介護をする夫の利雄氏が書いた日記で、病に倒れてからの妻の様子、夫との関わり、夫婦のあり方などが淡々と記されている。

 みな子氏は、1996年に倒れ、以来半身不随になってしまう。妻は夫がいなければ立つことも歩くこともできず、「みな子は利雄にすがって生きている」。介護する者とされる者との関係は、母と子のような密着した関係であり、このような状況を利雄氏は、「再びめぐってきた第二のハネムーン(蜜月)」だという。幸いなことに、彼にはどんなに辛いことでも楽しみに変えてしまう才能があるのだ。
 二人には出会ってから50年の歴史がある。結婚後、夫の赴任先のアラスカで10年暮らし、その間に妻は作品を発表して作家となる。理数系の夫と感性にすぐれた妻。向かう世界はまったく違う二人が、常にお互いを大切に思いながら生きてきたということが、この介護日誌から伝わってくる。

 利雄氏は長年日記をつけるのが習慣となっている。日常のこまごまとした世話の合間に、彼女が倒れた直後の記憶がなかったときの日記や、遠い昔の若き日の日記を読んで聞かせている。それによって彼女はもう一度利雄氏との生活を生き直しているのだ。

 夫婦のどちらか、特に妻の介護が必要となったとき、夫婦の生活は一変するだろう。そのとき、その状況を「第二のハネムーン」ととらえることができるだろうか。おそらく、それまでの夫婦関係、夫婦としての来し方が問われるのだろう。わが身をかえりみて、私たちは大庭夫妻のような老夫婦になれるだろうかと考えさせられる。

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3 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 介護の難しさと夫婦愛と・・・, 2006/8/28
レビュー対象商品: 終わりの蜜月―大庭みな子の介護日誌 (単行本)
「介護」は、介護する者への愛情がないとできないと言われているが、

まさにその通りだと思う。相手が何を望んでいるのかきめ細かく思い

やることができるのは、相手を愛しているからに他ならない。利雄の

みな子への献身的な介護。読んでいると、夫として妻をどれほど愛して

いるのかが痛いほど分かる。だが、老齢の身で介護をしなければなら

ないのはとても大変でつらいことだと思う。今後、介護制度がもっと

もっと充実してくれることを願うばかりだ。
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