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終りよければすべてよし
 
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終りよければすべてよし [単行本]

羽田 澄子
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

人生の最後をどこで、どのように迎えるのか…。実際にはどうなっているのか。医師たちによる、新しい試みは、どのように実践されているのか。映画『終りよければすべてよし』をつくった羽田氏が、在宅医療の医師、介護サービス事業の経営者、行政の首長、政策立案者、介護家族などとともに、よりよい「最期」を迎えるために何をしたらいいのか、いま何ができるのか、を語りあう。日本の医療がかかえる課題、そして未来に向けての医療のあり方の可能性を描き出す一冊。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

羽田 澄子
記録映画作家。1926年旧満州大連市生まれ。自由学園女子部高等科卒業。岩波映画製作所に入社し、岩波写真文庫の編集を経て、記録映画の演出に携わり、話題作を次々に発表。現在はフリー。代表作に「薄墨の桜」、「早池峰の賦」(芸術選奨文部大臣賞、エイボン芸術賞受賞)、「AKIKO―あるダンサーの肖像」(文化庁芸術作品賞受賞)、「痴呆性老人の世界」(毎日映画賞他受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 232ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2009/6/11)
  • ISBN-10: 4000223984
  • ISBN-13: 978-4000223980
  • 発売日: 2009/6/11
  • 商品の寸法: 19 x 13 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 657,112位 (本のベストセラーを見る)
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By マルチちゅ トップ1000レビュアー
形式:単行本
 本書は在宅医療に取り組む医療関係者のインタビュー集です。
 編者の羽田さんは映画監督で、この間介護や福祉に関わるドキュメンタリーを作ってきました。今回、同名の『終わりよければすべてよし』という緩和ケアやターミナルケアの映画を作ったことをきっかけに勉強会を行い、本書はその内容を編集したものです。東京で1981年に日本で初めて在宅医療を提供したライフケアシステムや、栃木で在宅療養支援診療所を運営するアスムス、岐阜県で特養での終末期ケアを行うサンビレッジ新生苑などの先駆的な実践や、そこで働く医師の思想、地方自治体の首長や国としての考え方など、幅広く事例・意見が当事者の言葉で綴られています。全体的に患者の生活全体を含めた医療をしたいという思いと、それを阻んでいる医療教育の現状(カリキュラム、予算配置)や、「死」に対して面と向き合わない日本社会の姿勢が浮き彫りにされています。
 それに対して、医師育成や介護職員の予算の増加、医師の地域間・診療科目間の偏在の解消、在宅支援診療所の増加と医療機関の集中と機能分化、輪番制で医師が夜の時間帯に勤務する医療センターなど、現実的な対応策も提起されています。
 従来、福祉や在宅生活支援というと介護の側面にだけ光が当てられがちでしたが、本書では一番腰の重かった医師や医療に焦点を当て、問題提起と解決を考えています。これらの事例や問題提起から学び、これから問題解決に向かって社会全体で取り組むことになるでしょう。後半な国民に向けた問題提起の書です。映画と合わせて読むと尚いいと思います。
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