(上タイトル)というのが感想ですね。1巻から一気読みしたのですが、何だか今ハヤリの萌え要素をふんだんに取り入れた話って感じですね。BL・GL・メイド・女装等々。
全体的に謎が多い話だけに、登場人物を多くしたのはどうでしょうか? 誰に感情移入して読めばいいのか、結局誰にも出来ずに「ふーん」で終わってしまった気もします。
キャラ一人一人にバックボーンがありすぎ。何か深くて辛い過去がないと出てきちゃいけないのかい、ってツッコミたくなります。
あと偽閑雅の一貫性のなさが気になります。影武者なんて役を受けたんだからもっと覚悟してクールに徹してるもんじゃないの? それが灰音によって崩されるんだったら、もちょっと内面をわかりやすく説明しておいたほうがいいのでは?
それと灰音の性格は、確かに自分の気持ちだけで突っ走ってるように見えますね。というか、「本物の閑雅と結局は両想いなんだから、もうさっさとくっつけばいいんじゃ?」というミもフタもない感想を読者が抱いてしまうのは、いかがなものか?
全体的に細かなところの説明が足りずに、事件が次々起こってしまう観があります。勢いで行動、みたいな。
りぼんオリジナル掲載の短編も、シーンを切り貼りしたようで、わかりにくいものばかりです。それなら連載のほうで丁寧に明かしていけば?という感じ。
やはり種村先生は、学園モノよりファンタジー系のが合うのではないでしょうか。というか私は、そっちのが好きです。 絵はまぁ、個人の好みの問題でしょう。