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紳士の国のインテリジェンス (集英社新書)
 
 

紳士の国のインテリジェンス (集英社新書) [新書]

川成 洋
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 735 通常配送無料 詳細
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紳士の国のインテリジェンス (集英社新書) + イギリスの情報外交 インテリジェンスとは何か (PHP新書)
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商品の説明

内容説明

紳士だからこそ、汚い仕事ができる
イギリスでは16世紀後半エリザベス朝以来、スパイ組織は立派な国家機構の一つ。祖国に忠誠を尽くした者と裏切った者とに大別したスパイ列伝。意外な大物もスパイという、その実像に迫る。

内容(「BOOK」データベースより)

007ジェームズ・ボンドで知られる英国の国家セキュリティ・サービスMI5が新聞に求人広告を載せたり、ロシアの闇を知る男が亡命先のロンドンで毒を盛られたりと、インテリジェンス(スパイ)は現実に活躍している。一六世紀後半エリザベス朝以来、スパイ組織は立派な国家機構の一つで、スパイ情報を活用した政治家が英国の歴史をつくってきた、といっても過言ではない。優秀なスパイほど、任務遂行の痕跡を残さず、正体が暴露されずに、その実態が外に漏れることはない。映画の中の、世界を飛び回るセクシーで魅力的なイメージより、はるかに知的な側面が主流を占める。祖国に忠誠を尽くしたスパイと裏切ったスパイに大別して、その実像に迫る。

登録情報

  • 新書: 256ページ
  • 出版社: 集英社 (2007/7/17)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087204014
  • ISBN-13: 978-4087204018
  • 発売日: 2007/7/17
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 111,109位 (本のベストセラーを見る)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
忠誠心と権力 2007/10/21
形式:新書|Amazonが確認した購入
イギリス史・文化を新観点で紹介した本だと思った。諜報機関に詳しくなくても有意義な読書ができると思う。実際のインテリジェンスの手法までは詳しく書かれていない。高学歴優良血脈のスパイたちの国家への忠誠心とは裏腹な扱いは、低賃金で真摯に働く現代日本人の心理にも通じると思った。忍耐としたたかさと生命力。イギリス社会の洗練の裏にある本質でもある。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 仮面ライター VINE™ メンバー
形式:新書
  
 かつての私は、映画の「007/ジェームズ・ボンド」シリーズやTVの「0011/ナポレオン・ソロ」「スパイ大作戦」「ブルーライト作戦」「アイ・スパイ」等の大好きな少年で、イアン・フレミング原作のJ.ボンドシリーズなども耽読していたものだった。やがて、病膏肓に入るとこうした小説に飽き足りず、『ペンコフスキー機密文書』などのノンフィクションにも関心が拡がったが、その過程で長年にわたり私を悩ます(?)事件が二つあった。一つは“J.F.K暗殺事件”、もう一つは本書にも登場する“ケンブリッジ・リング(ファイブ)”の真相である。

 “ケンブリッジ・リング”とは、一般にガイ・バージェス、ドナルド・マクリーン、キム・フィルビー、アンソニー・ブラントそしてジョン・ケアンクロスの5人組を指し、1920〜30年代ケンブリッジ大学に在籍中、共産主義に傾倒、その後、当時のソ連・内務人民委員部(NKVD)の“モグラ”となった外務省やMI6等のエリート達をいう。彼らの“裏切り”の実態は、当書に列記されているが、このリングにおける「5番目の男」が果たしてケアンクロスだったのか、私は今も疑念を持っている。というのも彼自身、「私は雑魚にすぎない」(第14章)と嘯いている以上に、次のような見解もあるからだ。

 すなわち、ソ連亡命者達の情報では、「“第5の男”は官吏にはなったが、同時に科学者」でもあったらしく、さらに、ブラントはケアンクロスについては率直に供述したが、真の“第5の男”についてはそれほど素直に話したと思われておらず、また、フィルビーはブラントに“第5の男”が顕露していないことを漏らしていたという(C.ビンチャー『裏切りが奴らの商売』)。最後に何より問題なのは、こうした捜査を隠微に妨害し続けたオックスフォード出身の元MI5長官、ロジャー・ホリス卿(1905~73)の不可解さが、前掲書や『スパイキャッチャー』(P.ライト他)等で指摘されている。
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