内容紹介
21世紀前半は,細胞に焦点を当てたシステム生物学が大きく成長すると考えられる。R. ワインバーグも「これからの十数年間で細胞内シグナル伝達経路の理解が進み,細胞内ネットワークが完全に把握される。その結果,個々の遺伝子変異が細胞内ネットワークにどのような変化をもたらし,細胞機能がどのように変化し,発癌するのかなどを,細胞の数学的ネットワークモデルを用いて検証することができるだろう」と表明している。
近年,「医学・生物学の知見」,「計測技術」,「計算機環境」に大きな進展があり,新しいシステム生物学が発展する環境が整ってきている。本書は,「生物学」,「医学」,「薬学」とともに,「工学」,「物理学」,「化学」,「情報科学」の領域の大学院生,研究者のために,システム生物学の方法を基礎からわかりやすく解説した。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
江口 至洋
1947年生まれ。1969年京都大学理学部化学科卒業、1974年京都大学大学院理学研究科化学専攻博士課程修了、元三井情報開発(株)常務取締役、総合研究所長、2005年より九州大学バイオアーキテクチャーセンター客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)