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細川ガラシャ夫人〈上巻〉 (新潮文庫)
 
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細川ガラシャ夫人〈上巻〉 (新潮文庫) [文庫]

三浦 綾子
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

明智光秀の娘として何不自由なく育てられた玉子は、16になった時、織田信長の命令で細川忠興のもとに嫁ぐこととなった。女性が男性の所有物でしかなく、政略の道具として使われた時代に、玉子は真の人間らしい生き方を求めて行く…。実の親子も殺し合う戦国の世にあって、愛と信仰に殉じた細川ガラシャ夫人。その清らかにして熾烈な悲劇の生涯を浮き彫りにした著者初の歴史小説。

登録情報

  • 文庫: 293ページ
  • 出版社: 新潮社 (1986/03)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 410116214X
  • ISBN-13: 978-4101162140
  • 発売日: 1986/03
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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19 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 謀反者として命を落とした父・明智光秀。その光秀の娘として、戦乱の世の中を必死に生きていくガラシャ。
 さまざまな苦しみの中でキリスト教に出会い、たちまちその教えに惹かれていく・・。キリスト教禁止令、迫害・・苦悩の中で最後まで信仰を捨てずに生きていくガラシャの姿に多くの者たちが勇気をもらい、涙する。

 今も語り継がれる細川ガラシャの波乱に満ちた、しかし勇気と信仰に満ちた、生涯を綴った作品です。お勧めします。

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35 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
女の視点から書いた歴史小説は結構読みやすく、しかも女性が主人公なので、面白い。
ガラシャ夫人(細川玉子)は、明智光秀の娘で、細川忠興の妻である。
戦国時代にドラマある人生を生きた女性だ。
豊臣秀吉の死後、石田光成と徳川家康が戦う際、夫忠興は徳川に付いた。
徳川には、忠興と玉子の子供が人質となっていた。

石田は、玉子に目をつけ忠興が出陣後、人質にしようとしたが、夫や子供のために自ら死んだ。
死ぬとき、玉子はキリスト教徒だったので自殺は許されず、家臣の手によって殺された。
38歳の生涯だった。
あまりにも美しい人だったため、忠興は狂気じみた愛情で玉子を縛りつけた。

玉子は城の外に出ることを許されず、庭師が玉子を盗み見しようとしたところを忠興に見つかり、即刻打ち首になったという説もある。
玉子の姿が、自分以外の男の目にうつることさえ耐えられなかったらしい。
だから出陣する際、石田が来たら捕らわれずに死んでほしいと頼んだ。
忠興は83歳まで生きた。
玉子が死んでから生涯妻は娶らなかった。

忠興は、玉子をものすごく愛していたけど、玉子は、キリストの教えで「夫にはキリスト様のように尽くせ」とあるので、忠実に尽くしたというふうに書いてあった。
宗教の力は偉大だ。
宗教の力というより、宗教を信じる人の力は偉大なのかもしれない。
信じる者は、宗教によってどこまでも強くなれるし、つらいことも喜びに変える。

死さえも、「神様のもとに行く」とそれは幸せなことに思えるのだ。
まだ、女が物のように扱われていた時代、キリストの教えは、精神の救いだったのかもしれない。
この時代の本を読むと、この時代の人は、男も女も、生きるといことが、必死だったり、むなしかったり、本当に大変だっただろうなあとつくづく思う。

本当にこんな時代があったんだなと、不思議な感じもする。

このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
信長配下で当時最もときめいていた明智光秀の娘として産まれ、信長の肝煎りで、父と懇意の細川藤孝の長男・忠興に嫁いだ「たま」は、その美貌と聡明さにより、庭師の息子や夫の実弟にまで恋をされる…。という、美人でモテモテな「たま」が、何故キリシタンになったのか。というお話です。

上巻は、忠興との夫婦仲も良く子どもにも恵まれ、幸せの絶頂にある「たま」の下に、本能寺の変の報せが届くところで終わります。「たま」は身重の身で、丹波の山奥に捨てられてしまうのでした。
上巻の「たま」は聡明ではあるけれど驕慢なところがあり、キリシタンの侍女「まりあ」に対しても挑戦的です。さて、丹波の山奥で「たま」は、どうなってしまうのでしょうか?
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