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紫電改の六機―若き撃墜王と列機の生涯 (光人社NF文庫)
 
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紫電改の六機―若き撃墜王と列機の生涯 (光人社NF文庫) [文庫]

碇 義朗
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

海軍航空隊最後の切り札―新鋭戦闘機「紫電改」を駆って戦い抜いた松山三四三空の六人の若者たちの生涯。昭和二十年七月二十四日の夏空に消えた空の男たちの苛烈な日々を、米側パイロットの証言も得て描いた感動のノンフィクション。彼らは短い人生をいかに真剣に生き、どれ程の思いを残して死んでいったのか。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

碇 義朗
1925年、鹿児島生まれ。東京都立航空工業学校卒。陸軍航空技術研究所をへて、戦後、横浜工業専門学校(現横浜国立大学)卒。航空、自動車、鉄道などメカニズムと人間のかかわり合いをテーマにドキュメントを発表。航空ジャーナリスト協会会員。横浜ペンクラブ会員。自動車技術会会員。カナダ・カーマン名誉市民。現住所は神奈川県茅ヶ崎市(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 384ページ
  • 出版社: 光人社; 新装版 (2004/09)
  • ISBN-10: 4769822839
  • ISBN-13: 978-4769822837
  • 発売日: 2004/09
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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29 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By panic
形式:文庫
本土防空を任務とする紫電改部隊として名高い、第三四三海軍航空隊の伝記です。終戦間際の昭和20年7月24日、敵機約200機を邀撃した戦いで、同航空隊は勝利を勝ち得たが、戦闘七○一飛行隊長の鴛淵孝大尉(戦死後少佐)や、空の宮本武蔵の異名を持つ一騎当千の搭乗員、武藤金義少尉(戦死後中尉)など、六機が未帰還となった。武藤金義少尉を軸に、この激烈なる戦いで未帰還となるまでの、六名の歩んだ人生や人となりが記されており、実に興味深い内容であった。

この本を書き上げるのには、おそらく膨大な資料を参照し、大勢の方にインタビューしたことは想像に難くない。各個人の人格、技量、戦闘記録など、細部に渡って記述されており、読者を唸らせる。また文章も初心者にも読みやすく、読む者に感動を与えるものでした。文才のない私にとっては、真に素晴らしいの一言に尽きます。内容は詳細を極め、伝記の域を超えて戦闘記録資料としても貴重である。
武藤少尉はこの六名の中で唯一の妻帯者である。奥様へ宛てた手紙も多数紹介されているが、その優しい心根が伝わり、涙せずにはいられない。

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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
前半は、精鋭部隊343空の昭和20年7月24日の戦闘で未帰還となった
6名のパイロットの生い立ちについて書かれています。

後半は、戦況が悪化する南方にて山本五十六が撃墜されるエピソードから
はじまり、南方の過酷な戦況などが、パイロットの激務、補充、損失などによって
描かれ、精鋭343空の結成、その後の、343空の連戦奮闘と疲弊、
そしてクライマックスは7月24日のF4U、F6Fとの戦闘の模様で締めくくられます。

空戦に関する記述は少なく、また紫電改そのものの性能などはあまり文中では
語られていません。

途中、武藤金義少尉が奥様に宛てた手紙が何度か紹介されます。
この文章が、とても美しく、時にロマンチックな文章で、
感心させられました。

読み終わった後、切なさが、深く余韻として残る作品でした。
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19 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
「昭和20年7月24日の戦闘で未帰還となった紫電改6機のうち、1機が昭和53年に引き揚げられた。」この出来事を元にして、6機に乗っていた6名の短いが凝縮された人生の記述を中心に構成されるノンフィクションです。子供の頃に読み、大きな衝撃を受けたものですが、彼らが戦死した年齢より年を取った今改めて読み返すと、彼らが国や家族を愛し、そしてそれらのために死んでいったその「必死さ」にとても心を打たれます。在りし日の写真も少ないながら掲載されていて、その顔を見ていると心が痛みます。彼らのようなひたむきな心を持った方々が今の日本を作ったと言われると我々戦後生まれは反発してしまいがちですが、あながちウソではない、そんな思いですね。

ただ、この出版社、誤字脱字がかなり目につきます。せっかくの内容の良さがそこでちょっとマイナスになっちゃうかな。なので星4つ。
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