原作のライトノベルのイラストを担当されていた方によるコミカライズです。
イメージが崩れることもなく、余計な改変もないので原作が好きな人も安心して手に取ることが出来ると思います。
漫画としてのクオリティーも非常に高く、背景やキャラの表情などもとても細かく描きこまれています。
内容は、波濤学(はとうまなぶ)という普通の女の子が紫色の瞳をした毬井ゆかりに出会って…、というものです。
ゆかりは生き物全てがロボットに見えるという不思議な女の子で、当然人間も例外ではありません。
見えている物が全く違うゆかりですが、学は友達になりたいという純粋な気持ちで彼女との交流を深めていきます。
心配したり、悪口を言う人がいれば怒ったり、学に似合うというロボットのプラモデルを一緒に買いに行ったり。
天真爛漫なゆかりに一喜一憂しながらも、絆を深めていく学がとても可愛らしくかっこいいです。
後半に怒涛の展開が待っていますが、綺麗に1巻で解決します。
1巻は「毬井についてのエトセトラ」までで、次章の「1/1,000,000,000のキス」は2巻以降になります。
非常に恵まれたコミカライズだと思うので、この作品が大好きな1ファンとして本当に嬉しい限りです。
原作は1冊で完結のライトノベルなのでそちらもお勧め。
興味を持った方、特にSF好きな人には是非読んで貰いたい作品です。