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最も参考になったカスタマーレビュー
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
美味しく作る心得は,
By natsuyasumi (tokyo) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 素材の味を食べる (単行本)
レシピもいくつか載っているけどそれほど数は多くありません。料理の心得についてが中心の、あくまで読み物でレシピ本ではありません。 特に家庭料理はどうあるべきかということと、 著者がプロの料理人として独り立ちするまでのエピソードが主体。 後者もプロの仕事人としての心得としてビジネス本に通じるものがあり、なかなか面白かったです。 ただ、自炊するのに役立ったのはやはり前者の部分。 「味噌汁に本当に出汁は必要なのか」という問題提起で始まる章に興味を引かれてよみましたが、目からウロコ、の話がボロボロ出てきました。 店でだす料理と家庭料理の差とか、本当に美味しい料理ってどんなものなんだろうか、などと考えさせられる所が多々ありました。 実際、今までの漫然と出汁をとって作った味噌汁より、この本を読んでちょっと意識を変えて作ってみた出汁なしの味噌汁の方が美味しかったりして、ちょっとした「気づき」で味って変わるんだなと思いました。 といっても難しいテクニックが必要なものは特に載っていません。 意識すればその日から変えられるようなことばかりです。 読むとちょっと背筋が伸びて、新たな気持ちで料理が出来るので、料理がマンネリ化してしまって楽しくない、なんていう、だれた気分に喝を入れたい時に読んでいます。 単にレシピが載っている本も、もちろん大事なのですが、「この本を読むと料理したくなる。」という本も時には必要なので、その意味で重宝しています。 なお蛇足ですが、和食を安定した味で作れるようになりたい、あくまでレシピが大事ということだったら、同じ著者でも、この本ではなく「美味しい方程式」のシリーズの方がてっとり早いです。
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