142ページにある「生っ粋の本多組のメンバー」紹介や、『モスラ対ゴジラ』撮影前の本多猪四郎監督の意気込みが語られる167ページをはじめ、佐原健二だからこそ語れる貴重な証言が多い。
しかし、丸山誠治監督作品『男ありて』に関する記述は疑問。
本書では、この作品に佐原健二は出演していないことになっている。実際には、志村喬が監督役の野球チームの控えのキャッチャーとして、佐原健二は確かに画面に登場している。(場面数は少ないが)
「編集」とクレジットされたスタッフが3人もいるのにノーチェックだったとは、遺憾。
これでは他の証言の信憑性が薄れてしまうではないか。