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素晴らしきラジオ体操
 
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素晴らしきラジオ体操 [単行本]

高橋 秀実
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

小さな頃から何の疑問も抱かずに行っていたのに、案外知らないことが世の中には多い。ラジオ体操もそのひとつ。出席カードにハンコをもらうために、ラジオ体操に出かけた経験をほとんどの日本人は持っているが、では、ラジオ体操はいつ、誰が始めたのか? それはどこからきたものなのか? ルーツは? となるとほとんどの人は知らない。まして、戦前と戦後の一時期に行われたというラジオ体操第3の存在など知る由もない。 現在、ラジオ体操人口3000万人。「槍が降ろうがラジオ体操」がラジオ体操人の決まり文句だそうだ。もちろん夏だけでなく、冬でも全国各地で行われている。晴れの日も、雨の日も、朝6時30分になると、どこかでラジオ体操が始まっているのだ。 本書は、著者が3年の歳月を費やして追いかけたラジオ体操のすべてである。そのルーツ、歴史をはじめ、各地で行われているラジオ体操にも出向き、ラジオ体操人たちの生の声を拾っている。6分26秒のドラマに秘められた謎が明らかにされる。

内容(「BOOK」データベースより)

「新しい朝がやってきました。きょうも元気にラジオ体操第1から始めましょう。」音楽を聞けば、自然と身体が動く。そーれ、イチ、ニ、サン!日本人の身体に刻み込まれたラジオ体操の動きとリズム…。6分26秒のドラマに秘められた謎を追う。

登録情報

  • 単行本: 238ページ
  • 出版社: 小学館 (1998/08)
  • ISBN-10: 4093872236
  • ISBN-13: 978-4093872232
  • 発売日: 1998/08
  • 商品の寸法: 18.6 x 13 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 460,530位 (本のベストセラーを見る)
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17 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 志村真幸 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
 1998年の単行本の文庫化。
 著者は「日本人であること」とか、「民主主義」とかいったものに疑問を覚え、さまざまに取材をしては問題を提出している文筆家。本書も、ラジオ体操というものに全体主義の匂いを感じて準備されたようだが、実際には全体主義的傾向とはまったく逆の事実が浮かび上がってきたというもの。非常に痛快かつ説得的で、最高に面白い。

 現代でも、早朝の放送に合わせ、毎日ラジオ体操にいそしむ老人たちがいる。その数およそ1000万人。これは戦前の全体主義の名残ではないのか。高橋氏は疑いを抱き、老人たちにインタビューしてまわり、またラジオ体操の歴史を克明に調べ上げた。その結果として明らかになったのは、ラジオ体操がむしろ軍国主義には取り込まれない、体操のための体操であったという事実である。ラジオ体操は身体の規律化の道具ではなかったのである。
 こうした事実が、ラジオ体操をつくった人々へのインタビューや調査から浮かび上がり、また現在のラジオ体操老人の意識へと重ね合わされていく。ユーモアたっぷりの語り口調はラジオ体操というテーマと絶妙にマッチして、時のたつのを忘れ読みふけってしまった。

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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By チャックモール トップ500レビュアー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
著者の雑誌連載エッセイが好きなので、本書も購入。

ちょっととぼけた、それでいて鋭い視点が魅力の著者。
だが「ラジオ体操」について書かれた本書は、綿密な取材と調査に基づいた、かなりしっかりとしたノンフィクションだった。
ということで、ある意味期待はずれだったのですが(笑)、これはこれで非常に興味深い一冊だ。

保険会社との意外なつながりや戦時中のラジオ体操促進、そして戦後の「ラジオ体操禁止令」まで、ラジオ体操の歴史はほぼ、戦争を体験した世代の歴史と重なっている。
だからラジオ体操の歴史を追う本書は、昭和史を一風変わった視点から読み解くことにもなっているのだ。

ご老人に支えられているラジオ体操人口は、本書が最初に出た10年近く前に比べて、だいぶ減ってしまっているだろう。
勝手なもので、じゃあお前が引き継げと言われるとちょっと躊躇してしまうのだが、なくなってしまうのも惜しい気がしてくる。
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6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
ラジオ体操人やラジオ体操の生みの親らにインタビューし、さらに歴史・社会・文化的背景から奇妙な日本人論を読み解こうとする超傑作!
毎日頭ばかりを使ってお疲れモードの人は、この本を読んで脳ミソをラジオ体操人化する(いや!ラジオ体操人化するのではなく、自然とそうなっていく)ことで、不思議と元気になれる!?
とにかく是非一度読んでみて欲しい一冊。
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