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素敵 (光文社文庫)
 
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素敵 (光文社文庫) [文庫]

大道 珠貴
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

定年退職後、家に居る夫と息を詰まらせる妻。妻子ある男性と恋愛関係にある長女、神経症気味の無職の次男と、彼に“救い”を見出すその嫁。孫はまだいない。ありふれた家庭の風景の底から、ふと顔をのぞかせる人の怖さ…。それでも現実は、素知らぬふりで続いていく。表題作をはじめ、人と人との不思議な関係を精緻に活写して堪能させる芥川賞作家の傑作短編集。

内容(「MARC」データベースより)

愛しているのか。愛していないのか。それでも、ずっとこのまま続いていく…。不仲な夫婦の微妙な愛など、不思議な関係を描く全5編を収録。『小説宝石』掲載をまとめて単行本化。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 267ページ
  • 出版社: 光文社 (2007/4/12)
  • ISBN-10: 4334742270
  • ISBN-13: 978-4334742270
  • 発売日: 2007/4/12
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.4 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 1,044,501位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By moripu
形式:単行本
 大道さんの本は芥川賞受賞作の「しょっぱいドライブ」以来全て読んでいます。やはり今回の「素敵」も、大道さんが家族関係を鋭く描くことのできる現代作家の代表格になりつつあるのを予感させる作品でした。

 仲が良いわけでも悪いわけでもなく「連れ添い」続ける老夫婦。愛情と憎悪がない交ぜになっている母娘。家庭を顧みない夫を持ち、二人の娘中心の生活を送る主婦。どれもすごくリアルに鋭く描き出されているのですが…生々しすぎて目をそむけたくなる個所も多々。
 でも、そこをそらさずに描くのが大道さんのスタイルなんでしょうね。

 中には十代の女の子が主人公のものもありましたが、前作「ミルク」を読んだ時にも感じたことですが…全く理解不能でした。でもこういう若者が最近の理解不能な事件とかを起こすのかもな~とも感じました。
 

 

このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By くわもちじんぺい トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
 家族とか友人とか隣人とかの、まさにビミョーな関係をこんがらかったままの形で描写した短編集。
 ごちゃごちゃしていて面白い。二度読み返してしまった。何考えてるんだろうこの人、と思うと不思議な登場人物ばかりだ。しかし、どうせ大したこと考えてないんだろうな、と切り捨ててしまえば何てことのない登場人物たちである。
 大道珠貴は、ごちゃごちゃの人生や感情を描くと魅力的である。一貫した価値観や統一した視点を持った作品だと、何だか登場人物の底の浅さが見えてしまう。その点、「素敵」はいい。
 頭脳明晰な人が仕組んで描こうとした作品とは違う魅力がある。明快な行動や感情の描写に対して、「そんなもんだけじゃないでしょ、実際は…」と意地悪な目でフッと斜に構えているみたいだ。雑音の部分をわざとクローズアップしているような表現スタイルだ。
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形式:文庫
相変わらずの博多弁にはぐっときますが、

これは福岡以外の人が読んでも

あまり意味が通じないんじゃないかと不安になります。

そういう自分も福岡ではないので

時々これはどういう意味だろう?なんて思いつつ読みました。

本当の敵はすぐ近くにいる、そんなフレーズが

まさしくその通りだと思わせてくれる短編集です。

登場人物のすべてが一癖も二癖もあり、

まともには見えないんだけど、

良く考えたら

今の世の中、こんな人のほうが多いんじゃないか、と。

自分はまともだと思ってる人こそ

危ないんじゃないか。

そんな思いを起こさせてくれる短編集でした。

しかし、やはり読みづらい。

博多弁での会話も、ストーリーも。

疲れました。
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