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素数ゼミの謎
 
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素数ゼミの謎 [単行本]

吉村 仁
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (21件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,500 通常配送無料 詳細
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素数ゼミの謎 + 世の中への扉 日本一わかりやすいエネルギー問題の教科書
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

アメリカに、13年、あるいは17年に一度だけ何億匹も大量発生し、数週間だけ凄い声で鳴き交わして死んでゆく、へんてこなセミがいます。どうしてそんなに長い間地中にいるの?13年と17年なのはなぜ?日本人の科学者が初めて解いた、奇妙な「素数ゼミ」の秘密。

内容(「MARC」データベースより)

13年あるいは17年おきに何億匹も大量発生する、アメリカの不思議なセミ。17・13という「素数」に隠された謎とは。日本人科学者が初めて解いた、奇妙な奇妙な「素数ゼミ」の秘密。子供から大人まで楽しめる科学読み物。

登録情報

  • 単行本: 126ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2005/7/12)
  • ISBN-10: 4163672303
  • ISBN-13: 978-4163672304
  • 発売日: 2005/7/12
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (21件のカスタマーレビュー)
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26 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By yukkiebeer #1殿堂 トップ50レビュアー
形式:単行本
 北米大陸で13年に一度、あるいは17年に一度の割合で同一地域に大量発生するセミがいます。13も17も素数(1と自分自身でしか割り切れない数字で1より大きいもの)であることから、このセミのことを著者は「素数ゼミ」と呼びます。
 セミの幼虫が地中で長年月を過ごしてから地上に出てくることは日本の小学生ならだれでも聞いたことがあるでしょう。アブラゼミやミンミンゼミは通常7年程度で成虫になります。しかし本書の主人公である「素数ゼミ」は13年/17年もの長い時間をかけて成虫になるというわけで、地中生活の長さはまさに桁違いです。

 ではそれほどの長期間、地中で過ごすのはなぜなのか?
 また同じ場所で大発生するのはなぜなのか?
 そしてなぜ13年とか17年という素数の周期で発生するのか?
 本書はこの3つの謎について、中学生にも分かるような易しい日本語で説明してくれる、コミカルなイラストつきの小冊子です。

 謎に対する解答は明解至極。その御明察ぶりに幾度も膝を打ちながら読みました。上質のミステリー小説を手にした時のような爽快な読後感を味わえます。

 判じ物の書評で解答まで記すわけにはいきませんから、詳しくは本書にあたってもらうとして、本書が浮かび上がらせてくれるのは、大自然が計り知れないほどの歳月をかけて巧みに積み上げてきた種の保存の歴史です。素数ゼミ(正式には「周期ゼミ」)がこのような不思議な性質を帯びるようになったのは180万年前の氷河時代ということですから、なんとも気の遠くなる話です。

 なお、本書を面白く読めたという高校生以上の読者には次の類書もきっと楽しめることでしょう。
 「はじめての進化論」(河田雅圭/講談社現代新書)
 「利己的な遺伝子」(リチャード・ドーキンス/紀伊國屋書店)

このレビューは参考になりましたか?
27 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カラグラ VINE™ メンバー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
この本は、著者の1本の学術論文を一般の人にも分るように易しく解説したものである。実は、評者である私も、著者と同じく科学に携わる者であるが、彼のように自分の論文をこんなにも魅力的な本にまとめることができるかと言われると、自分の敗北を認めざるを得ない。ほとんど妬みすら感じる。

確かにこの本は子供にも分るようにかかれている。だが、私が凄いと思うのは、綿密な検討を重ねた上でのコメントがさらりと書かれていて、本質的な流れを損なわないようになっている点である。科学というものは本来、ある仮説を検証するためにあらゆる可能性を考えた上で、なんらかの主張を提示するわけであるが、その苦労を微塵も見せずに、魅力的な部分を損なわないで一冊の本に仕上ているのである。私はその点に嫉妬する。
このレビューは参考になりましたか?
18 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By makip VINE™ メンバー
形式:単行本
 著者の吉村先生は、トビラによると、数理生態学が専攻で進化理論の研究をなされているそうですが、本文中では「生物学者です」と自己紹介なさってます。どうやら、環境変化への生物の適応、確率を通してみた進化や適応の研究のようです。

 その、研究としてエネルギーを注いできたものを、本書では、簡単に読める楽しい読み物として、私たちに示してくれます。

 具体的には、著者が『素数ゼミ』と名付けた、13年、17年周期で現れる「周期ゼミ」の三つの謎をあげ、それを解決していきます。

1 なぜこんなに長年かけて成虫になるのか?

2 なぜこんなにいっぺんに同じ場所で大発生するのか?

3 なぜ13年と17年なのか?

 素数が特別な数だということは知っていましたが、その性質? が、こういうところにも影響を及ぼしていたのだと、驚きました。

 生きることって難しいなあ、種を残すことって不思議だなあ、と思います。そして、進化って、難しそうだけど、意外と簡単なんだな、とも思いました。

 途中の難しい計算の部分は省略されています。これで、数式がでてきたら、論文なのでしょうね。この本に現れてこない部分の研究の成果も知りたくなりました。

 進化の不思議について、現象から疑問を導き出して解決していく流れがみえてきます。中学生や高校生が、自分の進路を考えるきっかけとして読んでもよいと思います。
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科学を志す者全ての方に、是非読んで欲しい
本書はアメリカに13年、17年と言う素数年毎に大発生する蝉が何故、13年と17年の周期で発生するかに関しての著者が考えた仮説を述べた本である.この仮説は、エレガン... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: 読書が好き
子供たちに勧めたい一冊
数学が社会に出て役に立たない・・・とか言っている中学生に勧めたい。
「せみ」たちは素数なんて事は知らない・・・... 続きを読む
投稿日: 21か月前 投稿者: くまんばち
本来は子供向けの本だが、子供にとって興味深い内容か
著者は数理生態学という生物の生存戦略や進化理論を数学的に解析することが専門の研究者。本書は、17年ごと、あるいは、13年ごとに出現するアメリカのセミについて、なぜ... 続きを読む
投稿日: 2009/12/19 投稿者: 某々
生命の神秘
北米に13年あるいは17年に一度の頻度で大量発生するセミがいる.13も17も「素数」のため,著者はこのセミを「素数ゼミ」と呼ぶ.なぜ13年あるいは17年の周期なの... 続きを読む
投稿日: 2009/1/18 投稿者: 67001@厨マコト
数学って、…快感!
こんなに爽快な本はなかなかない。... 続きを読む
投稿日: 2008/6/26 投稿者: hegel3
こんなに情報量の多い本はない
今まではセミが爆発的に現れて、住民が難儀しているニュースを見るだけでした。... 続きを読む
投稿日: 2008/6/26 投稿者: aqua-taste
なぜ素数なのか?著者の教育的配慮はいいが、書としての情報量は少ない
数理生物学者である吉村仁氏の著作。北アメリカには13年、17年ごとに大発生するセミが存在している。これらについて紹介すると同時に、なぜ13年、17年なのかを推測し... 続きを読む
投稿日: 2008/4/1 投稿者: MM
13年ゼミと17年ゼミ
きれいな写真や挿絵があり、科学読み物というよりは、絵本だと思う人もいるかもしれません。... 続きを読む
投稿日: 2008/1/18 投稿者: kaizen
価格以外は,満点!
内容については,とても面白かったです.しかし,1時間ほどで読めてしまうボリュームが1500円近い価格の1冊の本となっているのが不満です.1000円以下なら,5つ星... 続きを読む
投稿日: 2008/1/16 投稿者: カムバックハム
丁寧な内容
アメリカで大発生し日本でもニュースで紹介されることがある素数ゼミ。身近なセミという昆虫にライトを当て、古代地球の環境から生物進化までみごとな文章で手際よく説明して... 続きを読む
投稿日: 2007/7/28 投稿者: まさすけ
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