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素人が書いた複式簿記
 
 

素人が書いた複式簿記 [単行本]

岡部 洋一
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

典型的な理工系の教官で、いわゆる財務諸表などには滅多にお目にかかることもなかった著者が、ある時から財務諸表に目を通さざるをえなくなった! 素人が悪戦苦闘を経て理詰めで理解した複式簿記について、わかりやすく解説。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

岡部 洋一
東京大学教授・情報基盤センター長。昭和37年に大学に入学したときからずっと東大にいる典型的な東大教授。でもその中では、色々な組織を動いていて、工学部、教育用計算機センター、先端科学技術研究センター、国際・産学共同研究センター、駒場オープンラボラトリー、工学系研究科、情報基盤センターと、もっとも沢山の組織を渡り歩いた一人。先端研、駒場オープンラボラトリー、情報基盤センターのセンター長を歴任している。研究分野は、マイクロ波、半導体デバイス、超伝導デバイス、ブレインコンピュータと広く、また超伝導デバイスを使って脳の機能を探る脳磁計測の研究もしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 198ページ
  • 出版社: オーム社 (2004/12)
  • ISBN-10: 4274948978
  • ISBN-13: 978-4274948978
  • 発売日: 2004/12
  • 商品の寸法: 20.8 x 14.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 418,214位 (本のベストセラーを見る)
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5つ星のうち 5.0 はじめてのかたに, 2005/1/25
レビュー対象商品: 素人が書いた複式簿記 (単行本)
素人が書いたというか理系教員が書いた簿記ですね。僕自身理系出身なので簿記特有のいいまわし借方、貸方には著者と同じように理解に苦しみました。また資本を自己借入金にすべきだという意見には思わず共感してしまいました!とにかく図が多いし、仕分けはT勘定で説明してくれるのでわかりやすいです。実務向けです!
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5つ星のうち 4.0 最新版がネットで無料で公開されています, 2012/1/30
レビュー対象商品: 素人が書いた複式簿記 (単行本)
現代の資本制経済はさまざまな仮想化の技術に支えられています。
仮想化とは、実体に対応してそれを表現する記号や象徴が、実体から離れて、それ自体が実体と同等の地位を獲得することです。

歴史をさかのぼると、それぞれの時代の経済の中心地が新たな仮想化技術の波及源となって、経済の仕組みを変革してきました。
20世紀、アメリカは貨幣を金から切り離しました。
近代の西欧で、会社は構成員の単純集合を超えた独立した存在と認められました。
そして中世、北イタリアの貿易商人が複式簿記を生みだしました。

複式簿記が仮想化したものは、「取引」です。
それ以前の単式簿記は、「○○円で××を買った」といった実取引の過去形の記録でした。
複式簿記は、それだけではなく、「××の価値が○○円目減りした」といった資産価値のリアルタイムの変動や、「××に備えて○○円を残しておく」のような将来の予測・計画を、他者との取引を伴わない内部的な取引とみなして記録します。

こうした仮想的な取引で生じる勘定科目を「名目勘定科目」と呼びます。
本書はとくに実在勘定科目と名目勘定科目の区別を強調し、全編にわたり名目勘定科目の頭に「!」の記号を付けています。

仮想化された世界では、実体が課す物理的制約に縛られません。
貨幣は好きなだけ発行できます。
実態の伴わない会社が、往々にして犯罪に利用されます。
帳簿の操作はいとも簡単におこなわれます。
自由な世界の秩序を維持するには、ルールを定めてそれに従うことが必要です。
仮想化の進展にともなってルールは複雑化しています。
簿記の勉強の中心は、(とくに名目勘定科目が絡む)この複雑な約束事を修得することにあるのではないでしょうか。

更新・拡充された原稿が著者のWebサイトで公開されています。
本書はレイアウトがいまひとつで、Web公開版の方が読みやすいです。
Web公開版について星四つと評価しています。
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