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紗央里ちゃんの家
 
 

紗央里ちゃんの家 [単行本]

矢部 嵩
5つ星のうち 2.9  レビューをすべて見る (30件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

叔母からの突然の電話で、祖母が風邪をこじらせて死んだと知らされた。小学五年生の僕と父親を家に招き入れた叔母の腕もエプロンも真っ赤に染まり、変な臭いが充満していて、叔母夫婦に対する疑念は高まるけれど、急にいなくなったという従姉の紗央里ちゃんのことも、何を訊いてもはぐらかされるばかり。洗面所の床から、ひからびた指の欠片を見つけた僕は、こっそり捜索をはじめるが…。第13回日本ホラー小説大賞長編賞受賞作。

内容(「MARC」データベースより)

叔母からの突然の電話で祖母の死を知らされた僕と父親。叔母夫婦の家には変な臭いが充満し、従姉の紗央里ちゃんも行方不明。洗面所の床からひからびた指の欠片を見つけた僕は、こっそり捜索を始めることに…。

登録情報

  • 単行本: 174ページ
  • 出版社: 角川書店 (2006/11)
  • ISBN-10: 4048737244
  • ISBN-13: 978-4048737241
  • 発売日: 2006/11
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.2 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.9  レビューをすべて見る (30件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 704,763位 (本のベストセラーを見る)
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15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 ホラーだけど, 2006/11/23
レビュー対象商品: 紗央里ちゃんの家 (単行本)
正常な人間がほとんど出てこないようなそんな小説でした。

僕にしてもちょっと異常。

お父さんもちょっと異常。

異常な人物が見た異常な世界。

切断された体の描写が出てくるけれど

何故だかグロさは感じられないのは、

僕の感覚が常人のそれとは違っていたからだろうか。

明るく死体を探し出していく僕の姿にこちらの神経も麻痺してしまったのかもしれません。

最後のオチが?な部分もありました。

結局事件の真相は?

はっきりさせなかったのが作者の意図かもしれません。

そこがちょっとだけ惜しまれました。
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14 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 説明を求めてはいけない, 2006/11/5
レビュー対象商品: 紗央里ちゃんの家 (単行本)
 第十三回の日本ホラー小説大賞・長編賞を受賞した作品であるが、過去の

受賞作と比較すると、かなり毛色が変わった作品ではある。

 一言で言うと、筒井康隆のスプラスティック・コメディー(どたばた喜劇)

を思わせる「どたばたホラー」と言えばよいのだろうか。論理的な怖さというも

のは一切なく、作品の世界観についても一切の説明がない。オチに相当する部分

もない。この点で好き嫌いはかなり分かれると思われる。

 ただ、作品そのものは非常に面白く仕上がっているので、途中で飽きて手放す

ということはまずないだろう。二度と読み返すことはないだろうが、妙に記憶に

残る一冊である。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 読み辛いの一言で切り捨てて良い小説ではない, 2010/10/18
リアリティの無い描写、破綻した物語、一見稚拙と思える文章は恐らく作者が意図的に行っているのだろう。
これはつげ義春のねじ式などに見られるシュールレアリズムの手法そのものである。
作者はそれを良く理解し、自分の作品に取り入れている。大きなヒットは無さそうだが、カルト的な人気は得られそうな作家だと感じた。
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