90年代後半、欧州の中銀を中心に金の売却が進み、
99年7月には史上最安値の$252.8/ozを記録したが、
翌年11月IMFの印度への金売却を期に一転最高値を更新し続け12月3日には$1,227.5/ozに(COMEX)。
しかし現在金融緩和で経済危機に対処している合衆国は利上げに動けず、
今後最高値更新の可能性あり($1,300まで行くか)との見立て。
(評者註:11年8月22日NYMEX金先物12月渡しが$1,917.9まで上昇し最高値更新、
その後急落し24日の終値は$1,757.3。)
「国内金価格〔金地金の店頭小売価格〕の最高値は1980年1月につけた1グラム=6495円」(p.100)。
これが10年2月19日には3,451円だったが、
80年1月のレート(240円/$)で換算すると9,000円に達する。
政府債務の膨張による超円安(=国内金価格暴騰)シナリオには売らんかなの底意が透けて見える。
純金積立の弱点は地金に較べて購入手数料が比較的高いこと。
1,000円につき25円という業者が多い。
売却益は譲渡所得。