商品が届き、2日で3回も見てしまいました。今日もまた見るつもりです。一番最初に見たとき、色々外から入って来る情報が頭にインプットされてしまっていて、確かに「あ、ここなんか気になる」という部分もありました。なので1回見た時点でレビューを書いたら星が1つか2つ少なかったかもしれません。でも本編を見て、特典映像のインタビューを見て、ということを繰り返し、シーンの意味を理解していくうちに、ああこれってありなんだなと主演2人の思いが浮かび上がってくるようになり、繰り返し見たくなる作品だと気づきました。ですので、数回見た上でこの評価となりました。金田監督のBL作品は、どこにでもいる普通の男性同士が普通に恋していく、恋に落ちるという過程がいつも当たり前の風景の中に描かれていて、現実の世界にあるのかもしれないなという思いとBL特有のファンタジーが程よくミックスされ、だから役者さんに「自然体である」ことが求められる世界なんだと思います。その点で見ていくと、小さな粗があったとしても、役を理解して演じていたんだなと納得させられるものがあるので説得力があり、感情移入もすることができる人物像を主演二人は作り上げたと思います。お互いがお互いを思いやったり、ぶつけあったりするのですが、その心(感情)の移ろいが1回目より2回目、3回目と回を重ねて鑑賞するごとに発見できる作品になっており、BL枠ではありますが素敵で切ない恋愛映画に仕上がっていると思います。