素敵な女性だなぁ、と昔から思ってましたが、やっぱり素敵。ちゃんと生きてる。
僅か3頁で解る彼女の人品。友人がもたらした彼氏浮気の“誤報”を、「私の早トチリ」とキッパリ。
それが理由で別れたのに、絶対に友人や、事情を説明しなかった恋人を責めたりしない。よっいい女!
彼女をあまり知らない若い人にも読んでほしいので、興味のある人は以下チェックしてみて下さい。
共通点が多かったら、「こういう大人っているんだ!」という自分の支えになると思いますよ。
□人にもモノにも執着心が薄い。時間がもったいないから。
□自分は替えがきくと思う。そんなに特別な存在じゃない。
□幼い頃から読書好き。芸術でも文化でも古典を疎かにしない。
□オトコより女友達を取る。当然男友達も大事にする。
□人間は平等だし、動物も植物も同じだと思ってる。
□良質なものにはお金を惜しまない。でもモノで自分の価値が上がるとは思ってない。
□海外に行くと楽。日本ってなんか息苦しい。日本の自然や文化は大好きなんだけど。
□知らない事を人に尋ねる事が恥だとは思わない。
□褒められるより叱られる時の方が、自分が認められている気がしてありがたい。
□若い頃の自分に青さは感じても、根本的には今と変わっていない。いいと思う。
□波乱万丈とか言われても、自分では普通だと思ってる。みんないろいろある。
□肩書に頭は下げない。尊敬する人には自然に頭が下がる。
□地道な裏方仕事を素晴らしいと思うし、感謝してる。
□変だと思ったら変と言う。その際は縦社会の序列なんて関係なくキレる。
□誰からでもどんな事からでも、何か学べると思ってる。
□男性の魅力は武骨に尽きる。禁欲的と言うか自律的な人に魅かれる。
□妊娠した時、相手に責任なんて問わず、堕胎も思いつかなかった。
□官能って、湿度のあるベタベタしたものじゃなく、清冽で静謐なものだと思う。
□地位とか知識とかをひけらかす人も阿る人も好きじゃない。
□有名って、そんなにいい事じゃないと思ってる。
□世間の価値観とズレてても、あんまり気にしない。
□変わり続けたい。守りに入ることには抵抗がある。
□自分にとって恥ずかしい事はしない。これだけは譲れない。
こんなところでしょうか。反骨精神と言うより、すごく当たり前の事ばかりだと思います。
でもこういう生き方を実践すると、世間との(特に日本での)摩擦は必然で、傷付いたりもします。
だからって自分を曲げようなんて思わない。「傷付く事のススメ」なんです。この本は。
類は友を呼ぶ、のとおり、岩崎峰子やらケンゾーやら面白い人脈がどんどん出てきます。
サガンよりべべよりハンサムな女性。日本人にこんな人がいる事が、嬉しくなっちゃいます。