まるで呪いのように島から出ようとすると決まって豪雨に見舞われる港平は
付き合っている彼女と島外に遊びにも行けない。
それ以上に不幸なのは11年もストーカーのように比名瀬(受け)につきまとわれていること。
そしてとうとう「奴」が隣りにまで引っ越してきた...
なんだろう。。。すごく面白かったです。
ストーカーと言っても、我が儘でないせいか決して受けがウザいということはなく、
「港平と自分は恋人なのだ」と前向き過ぎる勘違いを続けたまま、ふわふわと気ままな天然くん。
ものすごい兵器料理をこさえてノコノコやってきたり、部屋をゴミだめにする本人はいつも平然と笑顔。
(ある意味サスペンスですが 笑)
素直で健気でアホな受けの可愛いこと、可笑しいこと。鼻歌の選曲とか...ププ
港平の忍耐強さも、実は楽しさから来ているのでは?という気さえする。
正直、こんなアホは大歓迎です。
受けの激しいボケっぷり&攻めのツッコミの相性が漫才のように小気味良いテンポで進み、
吹き出してはうるうる、またニヤニヤしたりと、楽しく読んでました。
ただ書き下ろしだけがちっとベタでしたが、まぁありかな。
夏目イサクさんの挿絵もイメージとぴったりで、オススメ。