内容紹介
一杯のコーヒーから何かが変わる、
不器用な父娘のハートフル・コメディ
8年前に妻が家を出て以来、高校生の一人娘と
公営団地に二人暮らしの中年メタボ親父・磯辺裕次郎。
いきなり多額の遺産を手にした彼は、水道工の仕事を辞め、なんの計画性もないまま喫茶店経営を思いつく。
ただ、女にモテたいとの理由から!?
そんな動機にもかかわらず、開店の日を迎えた<純喫茶磯辺>。
シアワセとはちょっと縁遠い感じがする、不器用な人間たちのひと夏の物語が始まる。
内容(「BOOK」データベースより)
磯辺裕次郎、39歳。8年前に離婚し、鳶職をしながらひとり娘の咲子と暮らしている。そんなある日、父親が急死したことで、裕次郎のもとに多額の遺産が舞い込んできた。働く気が失せた裕次郎は、現場に行かずキャバクラに通いつめる有様。咲子の冷ややかな視線に負けて仕事を探そうとした矢先、何気なく入ったカフェで裕次郎が目にしたのは、マスターと女性客の仲睦まじい姿だった。「喫茶店のマスターになれば俺もモテる!」。妄想は暴走し、客商売など全く経験がないにもかかわらず、遺産を元手に喫茶店開業に乗り出す裕次郎。初めは反対していた咲子も、次第にそのアイデアに引きつけられていく。やがて開店に漕ぎつけた、その名も“純喫茶磯辺”に集まったのは、アルバイト従業員から客まで、あまりにも濃い面々だった…。