OVAのみのレビュー。
私は松尾監督作品のファンなので☆は贔屓目です。(原作も好きですけど)
今回もテレビ版、OVA1巻と同じ松尾監督であり、キャラデザも原作に合わせたものになっています。
話数も前回と同じく3話。割合は漫画版と同じ脚本が1、オリジナルが2となります。
漫画版脚本は切彦をメインにした「トモダチ」。映像、演出ともに無難な印象。
オリジナル脚本は「宝物」と「九鳳院の車」。特に「宝物」はドラマCD版(アニメ版のほう)を彷彿とさせる内容。
松尾監督らしい勘違いから起こる喜劇は『紅』らしからぬものであっても純粋な面白さがあります。
「九鳳院の車」も紫の無邪気な可愛さをみせてくれた良い話だと思います。
ですが、ここまで書いたように原作のハードな部分を描いてはいません。
原作を忠実に作れという方にとっての評価は☆を半減させるのが妥当だと思います。
『紅』は原作、漫画、アニメそれぞれが別物になった作品ですが、できれば今後も三者三様の形を維持しつつ継続していって欲しいです。