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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
黄塵の中国大陸,
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レビュー対象商品: 紅塵 (ノン・ノベル四六判) (単行本)
『紅塵』です。『12世紀半ばの中国、宋は、大陸北方に女真族が興した金との戦いに敗れ、淮河より北の広大な領土を失った上、屈辱的な平和条約を呑まされていた。だが、政変によって金国王となった完顔亮に、不隠な動きがあることが密偵からもたらされた。宋皇帝高宗は、勇武知略の若き文官子温に、金に再侵略の意図があるか密かに探れ、との命を下した。女将軍と異名をとる母梁紅玉と共に金に潜入した子温は、侵攻必至と判断した…。60万の金軍を迎え撃と子温と忠臣英傑たち。長江を舞台に繰り広げられる宋vs.金の宿命の戦いを、華麗雄壮に描く著者渾身の書下ろし歴史スペクタクルここに誕生。』 歴史小説として『アルスラーン戦記』『マヴァール年代記』『長江落日賦』『風よ、万里を翔けよ』のような面白さを期待していたのですが、あまり面白くなかったです。 フィクション部分よりも史実に寄り過ぎていて、上記作品のような自由奔放さが無いのが致命的でした。 時代設定や登場人物は日本ではあまりなじみの無いものですが、興味深くはあると思いますし、題材としてマイナーな部分を採り上げたのは高く評価すべきです。中国ならではの戦いのスケールの大きさも描かれていたと思います。 多数の文献を渉猟してほぼ史実通りに再現してあるのだとは思います。だがその歴史説明が強すぎて、本筋のテンポが悪く、主役級のキャラすら印象に残りませんでした。過去と現在も飛んでいるためか、物語の本筋すらも飲み込めませんでした。 歴史「小説」というよりも、宋史概説みたいな感じで、物語としては無味乾燥に思えてしまいました。 評価は、歴史小説としての面白さ不足、宋史概説としての評価を加味すると★3です。
7 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
でも田中芳樹は一流ストーリーテラー,
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レビュー対象商品: 紅塵 (ノン・ポシェット) (文庫)
12世紀中頃、中国宋王朝が南下する女真族の金に抵抗するお話。 いわゆる抗金名将の一人韓世忠の息子である子音が主人公である。 よって、岳飛など、抗金名将のエース的人物は直接は登場しない。 いわゆる漢民族中心の一方的な史観ではなく、女真族の金王朝 からの立場から、その盛衰といったものも良く描かれている。中国史は相変わらず千年一日、なにも進歩が見られないのがよくわかる。 すなわち、名君登場により国は富み、暴君により民は苦しみ、国は傾く。 千年以上経っても、春秋戦国・秦・漢時代と基本は同じ。 中国史は面白い。しかし、虚しい。
2 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
『紅塵』,
By 斥奉 (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 紅塵 (ノン・ノベル四六判) (単行本)
『岳飛伝』以後の歴史を知るには最適な作品だと思います。特に、金の国情が事細かに綴られており、興味が尽きませんでした。 しかし、フィクションと回想を通して展開していく内容だったため、小説の域を出ないところに物足りなさを感じました。
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