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紅はくれなゐ (電撃文庫)
 
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紅はくれなゐ (電撃文庫) [文庫]

鷹羽 知 , 玉置 勉強
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

華やかな活況を見せる遊郭都市、吉原。街一番の妓楼・秋月楼の花魁『紅』は、そのおっとりとした優しさと美しい容貌で、高い人気を誇っていた。この吉原で、続けざまに殺しが起こる。被害者はいずれも遊女と国の高官。街に不穏な空気が漂いはじめたある日、正月の大行事“花魁道中”を控えた紅の元に、脅迫状が届く。彼女の身を案じた周囲は道中の中止を勧めるが、紅は行事の強行を決意する。そして花魁道中当日…。果たして、殺しを続けているのは誰なのか?そして、その狙いは?愛と憎しみの黒い渦に巻き込まれた、若く美しき花魁の行く末や如何に―。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

鷹羽 知
1991年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 313ページ
  • 出版社: アスキーメディアワークス (2009/6/10)
  • ISBN-10: 404867854X
  • ISBN-13: 978-4048678544
  • 発売日: 2009/6/10
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 730,813位 (本のベストセラーを見る)
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10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
もう、どこからつっこんだらいいのか……。
ライトノベルで吉原モノ、というので期待して買いました。
作者は電撃文庫の短編部門賞、電撃MAGAZINE賞を受賞した若干17歳の女子高生のかただそうです。
吉原が「遊郭都市」として独立自治を敷いている、という広い意味でのファンタジー設定なので、史実の吉原とはちがいます。
それでも吉原モノ。華やかな遊女の世界を描くため、凝った文語がエンエン続いていたり、きらびやかな装飾描写にかなりの文字を割いています。しかし、どうも擬古文がセオリー通りのようで、いつかどこかで読んだような表現が多いです。そして、人物の描写になるととたんに薄い。
そして、いかんせん遊女のキャラが少なすぎ。
男祭りすぎます。

主人公の街一番の妓楼・花魁「紅」がたいへんな美人で愛嬌があって――しかし、ほかの遊女がまったく登場しないので、いったいどれだけすごいのか説得力にかけます。
吉原で天真爛漫、心の清い女の子ってそらァあんた絶対嫌われただろ、どうのし上がってきたんだい?という疑問に鮮やかに答えてくれるかと思いきや、吉原サクセスについての回想はありませんでした。
もう一つ付け加えると、濡れ場もまったくありませんので、そういうシーンを期待しているとがっかりすることでしょう。

短編で受賞した方が、どうして最初に長編小説で単行本デビューを飾るのか。ライトノベルの経営戦略の謎は深まるばかりでした。
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