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約束 (角川文庫)
 
 

約束 (角川文庫) [文庫]

石田 衣良
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (49件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

親友を目の前で亡くした少年、不登校の少年が出会った不思議な老人、事故で片足をなくして以来心を閉ざしてしまった兄との絆――。大きな悲しみを乗り越え、もう一度前を向いて歩き出す決意をした人々の再生を描いた、心温まる感動作品集。 --このテキストは、 コミック 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

親友を突然うしなった男の子、リストラに晒され、息子に侮蔑されながらも日常に踏みとどまり続ける父、不登校を続ける少年が出会った廃品回収車の老人、女手一つで仕事を抱えながら育てた息子を襲った思いがけない病―苦しみから立ちあがり、もういちど人生を歩きだす人々の姿を鮮やかに切り取った短篇集。たくさん泣いたあとは、あなたの心にも、明日を生きるちいさな勇気が戻っているはず。

登録情報

  • 文庫: 248ページ
  • 出版社: 角川書店 (2007/06)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4043854013
  • ISBN-13: 978-4043854011
  • 発売日: 2007/06
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (49件のカスタマーレビュー)
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26 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
作者は池田小学校の事件に衝撃を受け、涙し、自分なりのメッセージをこめてこの作品を書いたそうです。
甘すぎる、誰にでも書けそうな安易な設定、現実ではありえない…批判はあるでしょう。
でも、私はこの物語を読んで実際に涙が止まりませんでした。
事故、事件、不治の病など突然降りかかってきた不条理な出来事、…どん底に突き落とされる。

自分には決して起こり得ないと思っていた不幸が実は誰もが背中合わせなのです。…でも、人はそこからいつか再生していくのです。
ここに書かれているのは等身大の自分でした。
こうした形でメッセージを送ることができる作者を私はすごいと思います。
図書館で借りて読みましたが、私にとっては手元に置きたい一冊です。

このレビューは参考になりましたか?
30 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
ときどきふとした瞬間にフラッシュバックが起こることがある。PTSDはおそらく生きている限り、消えることはない。この作品を新聞広告で知り、すぐに本屋に買いに走ったのは、表題作が池田小学校の事件を題材にしたものと知ってであった。
これまで遺族の方々の作品はすべて読み、犠牲になった方々の冥福を祈り、残された遺族の方々に思いをはせた。もし、それが自分だったら、果たして、正常に生きていけるのか、おそらく生きてゆけないのではないか、と思っていた。
悲しみや恐怖は消えることはない。それは十字架なのだ。
しかし、明日はまた日が昇り、私たちは与えられた生を生きる。
がんばらなくてもよい。ただ、生きればよいのだ。
どんなに抱えきれない傷を負っても、生きることを許された身である限り。

表題作は重かったが、個人的に忘れられない印象的な作品が、2作目の「青いエグジット」。リストラされた父親、引きこもりの上、片足を失った子、と、これもまた重いテーマだが、登場人物に非常に親近感を覚え、勇気をもらえた。
人間は年を重ねると共に、大変なことばかりが多くなってゆくのは、みんなそうなんだ、という連帯感。そして、「底付き」ともいえる状況下で、「マイナスばかりの決意が生きる支えになるなど、若かったころには想像さえできなかったことである」と開き直れる人間の強さといとおしさ。
我が子がいつも口ずさんでいる「いいな、いいな、人間っていいな」という実感を
人間は最後の日まで持ち続けることができるのかもしれない。

この著者に対しては、鬱病とか、障害者の福祉とか、シングルマザーの問題とか、メンタルヘルス系のコメンテーターとしてテレビに出演しているのを見て、
親近感を抱いた。社会的に弱い者の気持ちに寄り添い、優しく慰めてくれるような
著者の人間性を感じさせる文章が個人的に好きだ。

かけがえのないものをなくして、また、深い心の傷をもてあまして、
心療内科に通い続けている人はたくさんいる。
人間は機械じゃないから。自分の容量MAXを超えてしまったら、
誰かに助けを求めたい。
そして、私にとっては、この作品は、
どんな心療内科の先生のカウンセリングより、
心に響き、残るものでした。
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 石田衣良さんの独特な間で語られる、ちょっとほろりとくる7つの約束の物語。彼独特の冷たいような、それでいて温かみも併せ持つような文章スタイル。淡々とした語り口調で、現実と少しの奇跡の世界を描いています。
 個人的に好きだったのは「冬のライダー」。主人公とモトクロスレーサーの主人をなくした女性の、なんともここちよいやり取りは、べたべたな話にもかかわらず、心温まるものを感じました。 だから、どちらかというと「泣く」というより、それぞれのエピソードで、感るなにかを人それぞれで楽しむような短編集です。生活に疲れたときに読むと、少しの息抜を味わえると思いますよ。
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私の感受性が乏しいのでしょうか?
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投稿日: 3か月前 投稿者: taco9
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投稿日: 4か月前 投稿者: ひかる
石田衣良さんの本も初めて。
石田衣良さんの本も初めて。
雑誌の対談やエッセイなどは読んだ事がありましたが、今回は娼年と一緒に購入。... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: 広告会社で働く人。
ココロに傷を負った人たちはどうやって乗り越えて
ココロに傷を負った人たちはどうやって乗り越えて
生きていくんだろう?それを石田さんなりの解釈で
小説化した本書。... 続きを読む
投稿日: 23か月前 投稿者: 山田六郎
うーーーん。。。。
短編集だったからか?!?!
石田衣良作品の中で、なんだろう、初めて読んでいて途中少しお腹一杯になってしまった☆... 続きを読む
投稿日: 2010/5/19 投稿者: gato
秘めた約束の扉が、そおっと開く瞬間。
数々の人生があり、
形にしにくい約束がある。

【青いエグジット】、【冬のライダー】、【ひとり桜】、、、、... 続きを読む
投稿日: 2010/5/2 投稿者: きゅんたも
内容が薄い・・
正直全体的に内容がふんわりうっすらで絶望感とか焦燥感とかが一切伝わってこない。別に悪くもないけど良くもない。あと、耳が聞こえなくなる少年の話。あれで感動できる人は... 続きを読む
投稿日: 2009/10/19 投稿者: まい
普通の日常を読む
初めての作者。タイトルの「約束」というのを含めた7つの短編集。すべて泣ける話が書かれています。... 続きを読む
投稿日: 2009/9/23 投稿者: いんてきふこ
実は誰もが背中合わせ
親友を突然喪った男の子。
不登校を続ける少年と廃品回収車のおじいちゃん。
モトクロスの練習に打ち込む少年を遠くから見守る女性。... 続きを読む
投稿日: 2009/7/21 投稿者: KASUMI
サラッとした爽やか短編集
 7本の短編による一冊。
さらっと書かれていて夢のような話でもとても読みやすい。
 一本目の「約束」には思わず涙してしまいました。... 続きを読む
投稿日: 2009/3/26 投稿者: 山根晋爾
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