野球が好きで2006年のワールド・ベースボール・クラシックを夢中で見ていた人に。
ぜひ世界一になったあの感動をマウンド側からの視点でもう一度味わって欲しいです。
大塚晶則さんはコラムや自身のブログもお持ちですから文章のファンの方も多いのではないでしょうか。
その文章ににじみ出る人柄の良さに加え練習熱心で研究熱心で家族思い。
そんな魅力的なメジャーのクローザーはどうやって作られたか。その秘密が少しだけ書かれています。
更に苦境の脱出のヒントのようなものが随所に書かれていて奥深いのです。
とりわけ2002年ポスティングにどこからも声がかからず失敗に終わったことについて書かれている第4章はまさに波乱万丈で圧巻です。
昨年は32セーブを達成し今だからその頃のどん底時代を振り返って書けたのだろうと思うと人生あきらめたらだめだという証明でもある気がします。
もしかすると多くの人はこの本を読んで沢山の支えがあったことをうらやましがるかもしれません。どうして支えてもらえたのか。その答えもこの中にあります。