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紀伊の変 ─ 居眠り磐音江戸双紙 36 (双葉文庫)
 
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紀伊の変 ─ 居眠り磐音江戸双紙 36 (双葉文庫) [文庫]

佐伯 泰英
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

安永九年の新春を迎え、坂崎磐音、おこん夫婦は紀伊領内姥捨の郷で安息な日々を送っていた。そんな折り、幕府財政立直しを図る田沼意次の方針が打ち出され、姥捨の郷と高野山に眠る鉱脈にその手が伸びようとしていた。一方江戸では、磐音からの書状が笹塚孫一を通してある人物にもたらされ……。書き下ろし長編時代小説第三十六弾。

内容(「BOOK」データベースより)

新玉の紀伊領内が白一色に染まる頃、坂崎磐音、おこんらは姥捨の郷に寄寓し和やかな日々を送っていた。そんな折り、田沼意次によって幕府財政立て直しを図る命が発せられ、高野山に眠る鉱脈にもその手が伸びようとしていた。一方江戸では、磐音の書状が笹塚孫一を通じて品川柳次郎にもたらされ…。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし長編時代小説第三十六弾。

登録情報

  • 文庫: 352ページ
  • 出版社: 双葉社 (2011/4/13)
  • ISBN-10: 4575664928
  • ISBN-13: 978-4575664928
  • 発売日: 2011/4/13
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 12,065位 (本のベストセラーを見る)
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17 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
うーん… 2011/4/18
By aya
家基が暗殺され玲圓が殉死してから、あまり面白くなくなってきた感じがします。これから田沼を倒す方向で話は進んでいくんでしょうけど、ストーリーはともかく磐音がやたらに強すぎます。 毎巻、やるかやられるかの敵と戦うのですが、その度に「自分が死ぬか相手が死ぬかでしか決着はつかない」と磐音は感じます。でもその割にはあっさり勝ってしまうんですよね。手傷を負ったりもするんですけど、印象はどうしてもあっさりと勝利したように感じてしまいます。 向かうところ敵無しの主人公なんて読んでてもあまり面白くないというか、勝つにしても、もうちょっとハラハラさせてほしいというか。 ストーリーも最近はもっぱら歴史上の説明が増えてしまって、以前の人情活劇といったときの方が面白かったです。キャラクターも生き生きとしてたし。 これからクライマックスに向かっていくので、そういった面も仕方ないのかもしれませんが次巻はもう買わないかも。本屋で最初と最後をパラパラと読めば事足りるような気がするので。
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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By u猫 VINE™ メンバー
磐音の身辺が一転してから・・・
初期の頃の主要メンバーである柳次郎の陰がすっかり薄くなり、
磐音が仲人を引き受けていた、おゆうとの祝言はどうなったのだろう?
奉行所の笹塚たちはどうしている?
などなど、描かれることがない登場人物達の行方が気になっていました。
この巻はそんな疑問に答えるような展開になっています。
磐音自身も前巻で和歌山の山中に身を置くようになって、思わぬ展開を向かえることになるのですが、
その合間に、しばらく描かれなかった江戸の登場人物の行方が描かれます。
この展開からして、ここ3巻あたりで続いてきた、新しい局面での、「転」が終わり、
いよいよ本当の敵との対決が始まるのではないか・・・そんな予感がします。
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8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 樽井 トップ500レビュアー
 居眠り磐音江戸双紙シリーズ最新刊です。
 田沼意次の刺客を逃れての逃避行、流浪の旅の途中でたどり着いた姥捨の郷で遂におこんが出産、男児を得た佐々木磐音は、今回もまた人助けの事件に乗り出します。ことの発端は、雑賀衆を束ねる草蔵が京で仕入れてきた丹の専売公社化の噂。京都所司代の言い分のままでは、隠れ里である姥捨ての郷の財源である丹採掘の鉱山の存在が公けになるだけでなく、幕藩の手が郷に及んでしまいます。 
 郷を支配する三婆と長老たちは高野山にすがることにし、その手助けを磐音にも頼みます。ただし、今回の人助けは、丹を巡る田沼意次の暗躍に和歌山藩や高野山、雑賀衆などの思惑が入り乱れる政治的な事柄が多々絡んできます。磐音は、多くの者には「一介の剣客ですから」、と政治向きのことには口を出さずに用心棒に徹する風情で相対しますが、激動の運命は彼にどうしても傍観者たりえることを許さず、今回も未来の和歌山藩主の岩千代様を、将軍候補として江戸に送るか送らぬかの揉め事にまでも巻き込まれていきます。
 その頃一方、江戸では品川柳二郎とお有さんの婚儀が進んでいました。まぁ、こちらの方はシリーズキャラクターの顔見世ということでたいして事件はありませんが、波乱の中に、遠く離れた江戸では旧友の結婚式がある。そのことで、ちょっとだけのんびりとした雰囲気が作品に流れていた今巻でした。
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