家基が暗殺され玲圓が殉死してから、あまり面白くなくなってきた感じがします。これから田沼を倒す方向で話は進んでいくんでしょうけど、ストーリーはともかく磐音がやたらに強すぎます。 毎巻、やるかやられるかの敵と戦うのですが、その度に「自分が死ぬか相手が死ぬかでしか決着はつかない」と磐音は感じます。でもその割にはあっさり勝ってしまうんですよね。手傷を負ったりもするんですけど、印象はどうしてもあっさりと勝利したように感じてしまいます。 向かうところ敵無しの主人公なんて読んでてもあまり面白くないというか、勝つにしても、もうちょっとハラハラさせてほしいというか。 ストーリーも最近はもっぱら歴史上の説明が増えてしまって、以前の人情活劇といったときの方が面白かったです。キャラクターも生き生きとしてたし。 これからクライマックスに向かっていくので、そういった面も仕方ないのかもしれませんが次巻はもう買わないかも。本屋で最初と最後をパラパラと読めば事足りるような気がするので。