- 【 講談社ストアはこちら 】 - 西尾維新最新作『恋物語』やAKB48の『指原莉乃1stフォトブック』など今人気のタイトルや特集は講談社ストアへ。
登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
5つ星のうち 5.0
芥川賞受賞作,
By
レビュー対象商品: 糞尿譚・河童曼陀羅(抄) (講談社文芸文庫) (文庫)
火野葦平のベストセラー小説「花と龍」は葦平の父親である玉井組の親分が主人公になっているが、その玉井組には親分を慕って色々な人達が出入りしていた。 「糞尿譚」のモデルになった人物もその中にいたらしい。 主人公が「大将」と呼ぶ支援者、赤瀬氏は 葦平の父親がモデルになっているのは言うまでもない。 温泉で赤瀬が対立する有力者と一緒になる場面は「花と龍」でも ほとんど同様に描かれており興味深い。 糞尿汲取り業という社会の底辺にいる弱者が 地元有力者や役人たちの思惑が複雑にからむ社会構造の中で、 もがき翻弄される構図は、社会全体の縮図の様でもある。 主人公が柄杓で糞尿を撒き散らすラストのシーンは、 主人公にとっての精一杯の反乱なのだが、 不思議に痛快な気分にさせてくれる。 「河童曼陀羅」の方は、河童の短編が43篇収録された豪華本の中から、 12篇を著者自身が自選したもの。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
|
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|