本書は,糖尿病食事療法の基準テキストとして広く普及している
『糖尿病食事療法のための食品交換表』をより一層活用していただくためのわか
りやすい手引き書.糖尿病であってもバラエティに富んだ食生活を楽しめること
を,患者さんにビジュアルに理解していただけるように豊富な写真とイラストを
用いて解説.
内容は大きく4つの部分から成っており,Part-1は1日20単位のモデル献立2例
に,従来から要望の高かった15単位,18単位のモデル献立各1例と,23単位のモ
デル献立2例を加えたモデル献立集.Part-2はPart-1のモデル献立の応用例とし
て,主食,主菜,副菜を入れ替えた献立のバリエーションの作り方を,具体的に
美しいイラストで示した.Part-3では『食品交換表』に掲載されている1日15単
位,18単位,20単位,23単位の配分例をもとにして,指示単位が16単位~25単位
までの配分例の作り方をわかりやすく図解.さらにPart-4では,糖尿病の患者さ
んも市販の惣菜の利用を避けて通れなくなりつつある現状をふまえ,これらの惣
菜を利用する場合の基本的な考え方と,『食品交換表』をその際にどのように活
用できるかを解説.付録として,『食品交換表』についてよく尋ねられる質問を
Q&A形式でまとめてあり,『食品交換表』とともに本書を利用することで,糖
尿病食事療法の一層の理解と充実が図れるものとなっている.