本書では“糖化”と言う言葉を使っていないが、炭水化物など消化されて糖となる成分は、運動などで利用鶴以上の量を摂ると、肌の内部のコラーゲンなどと反応し、糖化タンパク質=AGE(Advanced glycation end products)という物質ができます。
これは現代のように便利な生活を続けていると、加齢と共に増加・蓄積され、これがまた活性酸素を育んでしまうので、糖化は酸化とのダブルパンチとなります。
これが病気や老化に関係ないわけが無く、これをせめて予備軍も含む糖尿病のように顕在化している方はおやめなさい、と言うのが、本書の趣旨で、その論は「糖尿病専門医」を名乗るだけあって、アッパレ。
空腹時血糖値126以上、ブドウ糖負荷試験で摂取120分後血糖値が200以上あれば、立派な糖尿病だし、そこに近いが達していない人も予備軍として、本書の提案は有益であり、大雑把に言えば、余程のスポーツマンか食養生している人でない限りは、アンチAGEな食生活は心がけた方が良いのである。
検査値や症状、食事の注意、病院のかかり方などにも言及している本書、読者には有益でも内科医師にとっては本書を読んだ患者さんが来院されると、苦々しく思うのだろうな。