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精神鑑定とは何か―何をどう診断するか? (ブルーバックス)
 
 

精神鑑定とは何か―何をどう診断するか? (ブルーバックス) [新書]

福島 章
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

果たして科学的方法か?
「なぜ、こんな悲惨な事件が起こるのか」と感じずにはいられない異常な犯罪が増加している。犯人逮捕後、裁判関係者が首をかしげるケースも少なくない。そこで、行われるのが「精神鑑定」。精神鑑定というと、同じことが何度も行われ、時間もかかり、その度ごとに結果が異なる「密室の作業」「怪しいもの」というイメージがある。
しかし実際の精神鑑定は、心理テストだけではなく、脳の検査をはじめとする最新の医学的な知見が活用されている。
本書は、精神鑑定人が自らの方法を明らかにした本である。

著者紹介

1936年東京に生まれる。東京大学医学部卒業。東京大学大学院修了、医学博士。専攻は精神医学で、現在、上智大学教授。豊富な臨床経験と透徹した人間観察を背景にしたケースの分析には定評があり、多忙な日々を送る。パトグラフィ(病跡学)の研究家としても著名で、天才たちの精神分析を通して、その創造と秘密を明らかにしている。著書に『天才の精神分析』(新曜社)、『犯罪心理学研究1・2』(金剛出版)、『精神分析で何がわかるか』(ブルーバックス)等がある。


登録情報

  • 新書: 237ページ
  • 出版社: 講談社 (1995/07)
  • ISBN-10: 4062570750
  • ISBN-13: 978-4062570855
  • 発売日: 1995/07
  • 商品の寸法: 17 x 10.8 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 2.0 精神鑑定は科学じゃないから違うこともあるんだよしょうがない, 2011/1/12
By 
Gori "the 11" (東京都) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: 精神鑑定とは何か―何をどう診断するか? (ブルーバックス) (新書)
1995年初版である。古い本であるが著者の近年の活動から鑑みると大筋の意見は現在も変わっていないと思われる。
さて、数々の精神鑑定に変わっている著者の「精神鑑定にたいする立場」はこうである。括弧内はぼくの補足及び感想。

「刑事責任能力の判断というものは、もともと裁判官が行うべき一種の価値判断であって、自然科学的な事実の認識ではない。
(ここまでは誰がなんと言おうとそのとおりである)
 もちろん、その基礎となる事実認定に基づく精神能力に関する評価(これがまさに精神鑑定の結果のこと)は、
 自然科学的な意味の事実の決定とは領域を異にする問題である。
(レトリックは使っているが結局、罰せられるかどうかは裁判官が決めるものだし、
 精神鑑定は科学じゃないから違うこともあるんだよしょうがない。といっているのである)

さらにこうも言う
「(精神鑑定対象者の)病気をなんと呼ぶか、その精神能力を同評価するかについては、鑑定人のよって立つ学問的な立場、
 学説などによって差異が生じるのはやむをえない」
(やむを得ないことは認めるとして、古びた学説や、大学内の派閥行政、権力逃走を気にばかりしている立場の鑑定人には早々と退場してもらうしかあるまい)

また、テレビやメデイアでの容疑者にたいする無責任な「心の闇判断」もやめてもらわねばなるまい。

なお、精神鑑定に関する誠実な著書としては『精神鑑定とは何か―責任能力論を超えて―高岡 健 (著) [明石書店]』を挙げておく。
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2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 理解しがたい事件が多い中で, 2007/2/25
レビュー対象商品: 精神鑑定とは何か―何をどう診断するか? (ブルーバックス) (新書)
日本の精神鑑定の第一人者が語る精神鑑定。

犯罪心理学者としても、精神科医としても長い経験を持つ筆者が、精神鑑定に様々な誤解を払拭したいが為に書いたような本である。これで本当の精神鑑定の姿を垣間見ることが出来る。

福島先生の「彼女は、なぜ人を殺したのか」という本も精神鑑定の姿をリアルに小説の形をとって描いた著書である。
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