この本との出会いは、『うつは食べ物が原因だった』(溝口徹著・青春出版)からである。第1章は、栄養療法の基礎理論編。第2章は、13にも及ぶ様々な病気のケースの事例であり、分子整合医学に基づく栄養療法の実践例を知ることができ、有用だと思う。僕の場合、自分で弁当を作る関係で、第4章のレシピを参考にするため購入したところである。つなぎに小麦粉は使わず、寒天・おから・麩を使うことなど、ところどころに参考となるレシピが掲載されていた。また、この本、時代の変化から外食せざるを得ない場合も心配してか、第3章に『外食中心の場合の栄養改善のコツ』という章があり、とても参考になった。コンビニでの食材の選び方もあり、時代にマッチした栄養療法といえるかと思う。ただ食品添加物など表示にまだまだ信用性がないのであり、できれば自分で食材を選び、自分で調理するのが理想なことは事実のようである。僕は今まで、練り物中心の根菜類ばかり弁当で食べていた。これが健康食だと思っていたが、決定的にたんぱく質不足であることを本書で身をもって知ったところである。卵も健康によくないと思って、めったに食べなかったが、これは間違った常識だったようである。
本書によれば、体重64キロの僕は、64グラムのたんぱく質が必要なようだ、魚や肉の全体の量に換算すると、640グラムも摂らねばならぬようだ・・・。3食で摂取することは非常に困難な量といえる。おそらく今まで、僕はたんぱく質は30グラムもとっていなかったと思う。
なお、この本から『脳に効く栄養』(マイケル・レッサー著・中央アート社)という本も知り、熟読したが、栄養療法は、確かに科学的根拠がある確かな医学であると確信するに至ったところだ。