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精神科医がうつ病になった (廣済堂文庫)
 
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精神科医がうつ病になった (廣済堂文庫) [文庫]

泉 基樹
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

死の誘惑に必死に耐え、「うつの暗闇の世界」を抜け出した精神科医のうつ病体験記。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

泉 基樹
1969年生まれ。現役精神科医。96年にS大学医学部を卒業後、J大学付属病院精神科にて2年間の初期研修。98年よりM病院精神科にて1年2ヶ月間、研修。同年秋頃からうつ病になり、抗うつ薬を服薬しはじめる。99年6月、J大学付属病院精神科に戻り、研修を続ける。同年11月より、うつ病の症状悪化のため、3ヶ月間病休。2000年2月より復職。その後芸術療法を勉強するため、I病院に常勤医として勤務。現在はF病院に常勤医として勤務中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 231ページ
  • 出版社: 廣済堂出版 (2008/03)
  • ISBN-10: 4331654273
  • ISBN-13: 978-4331654279
  • 発売日: 2008/03
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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By 21世紀のケインジアン トップ500レビュアー
形式:文庫
著者は親友を、「ひょっとしたらうつ病で自殺するのではないか」
という予感を抱きながら、それ以上の踏み込んだ行動ができず、自殺で失う
という経験をした。それがこの本の中心的なモティーフとなっている。
その想いを著者はこの本の中で”うつの暗闇”という表現で何度もその心情を書き綴る。

精神病は心臓病や糖尿病や胃潰瘍や腎臓病と同じ病気なのに、
心の病だけ特別視するのはおかしいのではないか、「心の時代」といわれているのに、
患者さんを見る周辺の人々の目は依然として冷たいものだと、臨床をしていて
痛感すると著者は訴える。

著者は精神科医でありながら、自身がうつ病になった時には回復のためのセオリーを
無視して服薬しながら強引に働き続け、最後には三ヶ月の病休に追い込まれてしまう。

最後に、著者は読者に対し、自分を真似てはいけないこととして
「休息なしに抗うつ薬を服みながら強引に働くこと」
それは予後を悪くするから。だから、家族の誰かが「うつ」になっていると感じたら、強引に仕事を休ませ、精神科を受診させることが大切であると言う。

そのことがこの日本で毎年3万人以上発生している悲しい自殺を減らす、
たった一つの方法だと訴える。
著者のこのアドバイスには強く共感するものである。

うつ病になった方はうつ病に関する基本的な本を読まれた後に、
精神科医が自らうつ病に苦しんだという貴重な体験をつづった
この本を一読されてはいかがかと思う。
このレビューは参考になりましたか?
21 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
「うつ病」で検索するとかなり沢山の本が出ています。しかし大抵が教科書的なものです。他の難病の本を映像化したものは沢山あるのになぜうつ病にはないのでしょうか。もう知識ではなく、うつ病の苦しみや周辺の人々の苦労を人々の心に訴えかけるしかなく、そのためには映像化で見た人々の心に焼き付けてゆくしかないと考えます。精神科医がうつ病になった事を告白した本は翻訳1冊を含めて3冊しかないと思います。その中で一番人の心に響き、映像化に向いているのは、この本だと思います。この本はずっと残していかなければならない本だと思います。悲しいお別れを少しでもなくすために。映像化をしてもっともっと多くの人の心にこの著者の体験と想いを伝えたいものです。映像化を考えている方の目にこのつたない文章がとまることを祈ります。
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形式:文庫
専門家の本であるため、難しい本かと思ったら、作者の体験談を基にした大変読みやすい本となっている。今現在、心が傷ついている人には参考になる本の一冊。
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