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精姫様一条 お狂言師歌吉うきよ暦
 
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精姫様一条 お狂言師歌吉うきよ暦 [単行本]

杉本 章子
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

七万七千両の輿入れ騒動。歌吉、再び大奥へお狂言師にして幕府隠密の協力者でもある歌吉は上野で男女が殺された件を調べることに。背後には輿入れに莫大な費えがかかるため「厄介嫁」と呼ばれる姫の存在が

内容(「BOOK」データベースより)

いまをときめくお狂言師の歌吉は、幕府隠密をひそかに助ける「手駒」も務める。将軍家の姫の嫁ぎ先をめぐり下される密命。お吉でなければ聞き出せないことがある―。将軍家の姫は“厄介嫁”か。七万七千両のご縁組騒動。

登録情報

  • 単行本: 290ページ
  • 出版社: 講談社 (2011/11/16)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062173239
  • ISBN-13: 978-4062173230
  • 発売日: 2011/11/16
  • 商品の寸法: 19 x 12.4 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 629,341位 (本のベストセラーを見る)
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By maysuke
『お狂言師歌吉うきよ暦』『大奥二人道成寺』に続く、歌吉シリーズの三作目。
御小人目付(公儀隠密)の手駒・お吉が、大名家の奥に出入りができるというお狂言師の立場を利用して、大名家の動きを探り、その情報を公儀隠密に伝え、事件解決の手助けをするという筋の時代小説です。

今回、お吉が関わる事件は、12第将軍・徳川家慶の養女・精姫様のお嫁入りに関わるもの。

将軍家の嫁入りが、なぜ事件となるのか。

この時代、既に幕府の権力は弱く、大名家はどこも財政難。昔は誉であった将軍家姫君のお輿入れも、江戸時代も後期になると、莫大な費用ばかりがかかる単なる厄災。このため「厄介姫」と呼ばれていたようです。

精姫様の嫁入り先として白羽の矢を立てられた久留米藩では、受入派と拒絶派に別れた家中騒動が勃発。殺傷事件にまで発展しますが、事件のあらましから幕末においていかに諸藩が疲弊していたか、将軍家の権威が落ちていたか、当時の状況が伺えます。

精姫様の御輿入に関わる久留米藩の家中騒動という史実と、そこを舞台にした架空の物語が上手く融合した極上の時代小説。杉本章子さんらしい、細かな江戸風俗の描写も魅力的です。

『歌吉』は長期シリーズ化しそうな予感。本書の中でも次の物語につながりそうな布石が垣間見えます。信太郎シリーズに続く杉本章子さんの代表作シリーズになることを期待。
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