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粉飾決算 (講談社文庫)
 
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粉飾決算 (講談社文庫) [文庫]

高任 和夫
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

恐るべき決算の闇に挑む男の勇気と真価!
粉飾決算の隠ぺいに向けヤクザ相手の不良債権回収を命じられて……。

「不良債権を回収せよ」――左遷され出世競争から脱落した商社マンに密命が下った。処理にあたり始めると、恐るべき粉飾決算の闇の仕組みが浮かびあがってきた。ヤクザ相手の焦げ付き債権を隠ぺいするダーティな思惑が交錯している。地獄を見た男の勇気と真価を描くビジネス・サスペンス。(『密命』改題)

内容(「BOOK」データベースより)

「不良債権を回収せよ」―左遷され出世競争から脱落した商社マンに密命が下った。処理にあたり始めると、恐るべき紛飾決算の闇の仕組みが浮かびあがってきた。ヤクザ相手の焦げ付き債権を隠ぺいするダーティな思惑が交錯している。地獄を見た男の勇気と真価を描くビジネス・サスペンス。

登録情報

  • 文庫: 384ページ
  • 出版社: 講談社 (2002/8/9)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062735091
  • ISBN-13: 978-4062735094
  • 発売日: 2002/8/9
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 354,962位 (本のベストセラーを見る)
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形式:文庫
経営危機に瀕する商社の内部で、暴力団に貸してしまったリゾートホテルを巡って複雑な人間模様が展開されていく。巨大組織の中で、一歯車として保身のためには何でもするといった役回りの人物達が登場するが、少しモデル化しすぎている印象はある。

主人公は、もさもさっとしているが、正義感とまっとうなバランス感を持ちつづけており、醒めたセリフにその都度唸りながら、いつの間にか興味を引かれていく感じがした。
タイトルからは、複雑な決算操作に関連した会計的トリックストーリーかなと思っていたが、人間の欲がドロドロに絡まりあった話であった。

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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
高任氏の十八番、ビジネス法務小説。舞台は著者の前職でもある商社。商社の元法務部員が、子会社を管理する関連事業部へ異動、リストラする会社のリストアップを命ぜられる。そして、不動産賃貸事業の粉飾決算が浮かび上がり、やくざ相手の不良債権回収に発展していく。無責任な当の子会社社長、事なかれ主義の上司や法務部、手ごわいやくざの親分。主人公は、四面楚歌の中で毅然として法的措置を講じていく。「調停」や「処分禁止の仮処分」など法律実務がよく分かる。不良債権回収の手引きにもなる優れた小説だ。余談だが、文庫本になる前は「密命」という題名だった。改題されたのは、ネタばらしになるからだろうか?
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形式:文庫
著者の自叙伝。三井物産の管理職の行動力学を経験に照らし合わせて上手く描いているように思う。ただ、書き手のテクニックというか、物書きの成熟度というか、いわゆる小説としてのクオリティーにはそれほど不満はないが、胸を鷲づかみにするような凄味を感じないのが残念。
本書の山場である企業舎弟の社長が登場したところで過去人殺しに関わったような描写をしているが、その後は内部の昇進だの失脚だの云々で結局ヤクザはストーリーの中心線から外れて終わってしまう。でも、この「粉飾決算」は大手商社の系列不良債権にヤクザがいた、ということをテーマにしているのだから、もっと丁寧にヤクザ社会の仕組みを取材・分析し、バブル崩壊後のヤクザ社会の構造的変化や企業舎弟として生きる人間の行動心理を絡めて読者を愉しませてほしかった。
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