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米軍再編
 
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米軍再編 [単行本]

江畑 謙介
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

戦略なく後手にまわった日本同床異夢の在日米軍再編には危険が潜む。日米同盟、そしてアメリカを考えるための本格書。

内容(「MARC」データベースより)

外務省・防衛庁が掴めていない米軍再編の全容を明らかにし、安保条約や地位協定の改変など、日本が突きつけられる課題を指摘。在日米軍と基地の将来を考えるための「軍事的現実」を網羅。この1年間の変化を中心に書き下ろす。

登録情報

  • 単行本: 449ページ
  • 出版社: ビジネス社; 新版 (2006/11)
  • ISBN-10: 4828413197
  • ISBN-13: 978-4828413198
  • 発売日: 2006/11
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.4 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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18 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 戦後既に60年となりましたが、この間我が国には米軍が一貫して駐留を続けており、良かれ悪しかれ、東アジア全域に強いニラミを効かせてきました。その在日米軍が、今まさに歴史的な大変革に直面しているようです。
 本書は、我が国随一の軍事評論家である江畑氏が、この米軍再編という一大プロジェクトに正面から挑み、その意図や背景、歴史的な意義、さらには見通しなどを一般向けに解説するものです。特に気が付いたのは以下の点です。
(1) 米軍「トランスフォーメーション」の解説に比較的多くの紙幅を割いており、これが単なる装備の近代化や組織の合理化ではなく、戦略思考のパラダイム転換に伴う革命的プロジェクトであると主張しています。
(2) 世界各地域における米軍プレゼンスの現状を丁寧に解説することにより、米国世界戦略の中でそれぞれの地域がどのように位置付けられているか、いわば「米国の眼で見た世界像」が明らかにされています。
(3) 在日米軍の現状も丁寧に説明されており、沖縄・横須賀・佐世保などに所在する米軍の施設や部隊が、戦略的なコンテクストの中で如何なる機能や役割を担っているのか、真に明快に示されています。
(4) 末尾の部分では、あるべき再編の方向性に関する著者の個人的主張が簡潔に紹介されています。
 世界中の地名が頻出するので通して読むのは結構ツライものがありますが、その分だけ資料的な価値も大きいと思います。米国寄りでも国粋的でも左翼的でもない、バランスの取れた淡々とした解説となっており、類書が多くはない中、いろんな意味で貴重な一書だと思います。
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
現在、米軍は世界規模で再編成が行われている。日本のマスコミでは、沖縄の基地問題や厚着キャンプへのアメリカ第一軍団の司令部移転問題に絡みクローズアップされている。しかし、日本で取りざたされている問題点も重要であるが、米国が何故、再編をするのか戦略的見地からマスコミは問題点を掘り下げていない点が気になるところである。

本書は米国がどのように国家戦略を達成するために米軍を再編していくかという視点で冷静に分析された資料と言える。米軍は四年ごとに見直しが行われる「米軍戦力構成の四年次見直し」(通称:QDR)に基づき、北朝鮮への対応、対中国戦略、対中東戦略、対テロリズムなど様々な事象に対応するため、米軍再編を進めていることが分かる。

この米軍再編成の主な目的は、素早く紛争やテロとの戦いに備えることである。このためには、部隊の装備見直し、世界各地に展開する部隊の再編、基地の統廃合などが含まれている。この米国の世界戦略構想を見直す課程の中で日本の基地再編や部隊再編に結びつくのである。これらのポイントを押さえコンパクトにまとめられてのが本書の良いところである。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Fernald
形式:単行本
 先日他界した日本を代表する軍事学者であった江畑氏の作品。氏の作品は確かにマニアックであるが、氏は事実関係の把握を何よりも得意としており、本書も圧倒的な情報量を誇る。米軍に関係する情報はインターネット上に氾濫しているが、そのほぼ全てが英語のためか、なかなか日本人にはとっつきにくいものがあり、米軍それ自体に関する日本語の書物は驚くほど少ない。そんな中、QDRや国家安全保障戦略から在日米軍再編までストーリー立てて論じている本書は実に貴重である。氏の分析は往々にしてディテールに向きがちで、大局的な分析はあまり得意にしていないように思えるが、ディテールも含めて情報を集めたいという人にとって氏の作品はもってこいである。最後に、氏のご冥福を祈りたい。
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