米軍には今や「航空宇宙遠征軍」(AEF)があるというのは知らなかったなぁ。航空「宇宙」遠征軍ですよ。なんでも99年には新設されていたらしいんですが、いやはや、もうSFの世界ですね。米空軍はほぼすべての戦力を十個の「航空宇宙遠征軍」に分けられていて、三沢基地(青森)のF16や嘉手納基地(沖縄)のF15などもAEFに組み込まれているなんて、ほんと知りませんでした(p.141-)。
米軍は常続不断に戦闘行動に従事し、戦死者を出しつつ教訓を取り入れて革新してきた唯一のグローバルパワーであり、日本の自衛隊と共に戦いたいとは思っておらず、後方支援、情報・偵察・哨戒・警戒・監視などの作戦支援と、戦いが済んだ後の復興支援や平和維持活動・安定化活動で協力してほしいだけだ、というのも改めて書かれれば納得です(p.190-)。
米軍再編の要点は米陸軍司令部能力をキャンプ座間に移転して改善することや、夜間離着陸訓練が住宅地の問題で難しくなってきている横田から岩国への移転などが中心になるのですが、その背景がよく理解できました。