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5つ星のうち 4.0
関西人よ、本書を手にして自らの文化の底流を再認識すべし,
By 羽後燦樹 (大阪府) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 米朝・上岡が語る昭和上方漫才 (単行本)
亡くなった横山ノックさんは、晩年?はともかく、元々は人気漫才トリオ「漫画クラブ」の一員として一世を風靡した人であった。最近では、2003年に夢路いとしさんも亡くなっている。品の良い、正統派?のしゃべくり漫才師であった。 彼等はいずれも、昭和50年代頃までの上方漫才の中核を担った英才たちであった。 本書は、上述の漫画トリオの一員であった上岡龍太郎、そして上方落語の元老、桂米朝の両氏が(ゲストとして夢路いとし・喜味こいし)、昭和の(末期漫才ブーム以前)上方漫才を語り尽くそうという企画である。 僕がまだ小学生だった頃、週末の昼間の関西のTV番組は、漫才、落語、喜劇のオンパレードであった。 梅田花月、新京極花月、道頓堀角座等々の演芸場からは、さまざまな色あいの(必ずしも華麗とは言えないものも少なからずあったが)笑いの光線が放射されていたのである。 平和ラッパ・日佐丸、上方柳次・柳太、海原お浜・小浜、若井はんじ・けんじ、かしまし娘、宮川左近ショウ、島田洋介・今喜多代・・・・。こうした人々がアブラの乗り切っていた時代で、Wヤングや横山やすし・西川きよし、海原千里・万理なんかが売り出し中の若手たちであった。 本書ではこれらの人々、もしくはそれ以外、エッ?こんなヒトもおったんかいな!的漫才師たちの魅力が、上岡&米朝両氏の絶妙のやりとりによって余すところなく語られている。 そう、両氏のやり取りそのものが、既に上方漫才的であり、語る言葉1つ1つが正しい昭和の上方コトバ、つまり昭和上方文化そのものなのである。 誇り高き関西人よ、本書を手にして自らの文化の底流を再認識すべし!!!
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知らない人ばかりだが,
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レビュー対象商品: 米朝・上岡が語る昭和上方漫才 (単行本)
出てくる芸人さんは戦前の昭和から戦後テレビが普及するまでの人たちが大半で知らない人ばかりだが、桂米朝さんと上岡竜太郎がうまく紹介しているので退屈しない。当時の上方寄席芸人の気風が伝わってくる。後半夢路いとし・喜味こいし師匠が加わって、当時の思い出話で盛り上がる。上方芸能史として貴重な一冊。
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