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米原万里の「愛の法則」 (集英社新書 406F)
 
 

米原万里の「愛の法則」 (集英社新書 406F) [新書]

米原 万里
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (26件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

最初で最後の講演録集
女が本流、男はサンプル!?
なぜ「この人」でなくてはダメなのか? 稀有の語り手でもあった米原万里、最初で最後の爆笑講演集。世の中に男と女は半々。相手はたくさんいるはずなのに、なぜ「この人」でなくてはダメなのか―〈愛の法則〉では、生物学、遺伝学をふまえ、「女が本流、男はサンプル」という衝撃の学説!?を縦横無尽に分析・考察する。また〈国際化とグローバリゼーション〉では、この二つの言葉はけっして同義語ではなく、後者は強国の基準を押しつける、むしろ対義語である実態を鋭く指摘する。
四つの講演は、「人はコミュニケーションを求めてやまない生き物である」という信念に貫かれている。

内容(「BOOK」データベースより)

稀有の語り手でもあった米原万里、最初で最後の爆笑講演集。世の中に男と女は半々。相手はたくさんいるはずなのに、なぜ「この人」でなくてはダメなのか―“愛の法則”では、生物学、遺伝学をふまえ、「女が本流、男はサンプル」という衝撃の学説!?を縦横無尽に分析・考察する。また“国際化とグローバリゼーション”では、この二つの言葉はけっして同義語ではなく、後者は強国の基準を押しつける、むしろ対義語である実態を鋭く指摘する。四つの講演は、「人はコミュニケーションを求めてやまない生き物である」という信念に貫かれている。

登録情報

  • 新書: 187ページ
  • 出版社: 集英社 (2007/8/17)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087204065
  • ISBN-13: 978-4087204063
  • 発売日: 2007/8/17
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (26件のカスタマーレビュー)
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38 人中、35人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
新書はタイトルで売る、らしいけれど、この本はタイトルで損をしているのではないかと案じています。
「米原万里」と聞いて通訳翻訳、異文化コミュニケーション、あるいは下々のジョークを期待する人ばかりでなく、
老若男女だれが読んでも、どこかで我が身に引きつけてものを考えることができるのに、
こんなタイトルではまじめな普通の読者に手を出してもらえないかもしれない・・・

中身は亡き米原万里さんの講演が4本、
「1.愛の法則」「2.国際化とグローバリゼーションの間」は高校生向けの講演(2005, 2004)、
「3.理解と誤解の間〜通訳の限界と可能性」は県の文化講演会(1998)、
「4.通訳と翻訳の違い」は新聞社主催の受賞記念講演(2002)で、
1など、うぶな高校生が聞いたらびっくり、先生方もどぎまぎの発言もあるけれど、
実は深い真理をおもしろくわかりやすく聞かせて、どこかで必ずためになる話ばかり。
講演録を安易に新書で売る最近の風潮には感心しないわたしですが、
これは例外的に読んでよかったと思いました。

通訳・翻訳を通して人間同士(ときには動物とも)のコミュニケーションを追求した米原さんは、
書いても一流なら、しゃべりも一流。一度ぐらいおはなしを直に拝聴したかった、と残念でなりません。

巻末に著作一覧もついているし、米原万里入門の一冊としてもおすすめできます。
このレビューは参考になりましたか?
24 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
2006年に亡くなった米原万里は、本当に大きな存在だった。いましみじみそう思う。逝去の前年のものも含めた講演集を集めた本書でも、書いたものと同様にパワフルかつサービス精神、批判精神が旺盛であり、接する側に元気を与えてくれる。
本書表題の第1章は、大いに笑える。追って次章以降を開いていくと、通訳に限らずコミュニケーションの愉しさは「ともに笑える」ことだと膝を打つ。これは結構、感動的なことばだ。根っからの人好き。しかし、幼少の折、プラハの学校では全くわからないことばで授業が行われる学校に行きたくなくて、肩こりや神経随弱に近い体験があったとも言う。コミュニケーションという行為はなかなか大変な苦労が伴うのだ。その最難関のひとつが同時通訳だ。
米原の文章やこうしたアドバイスは、常に実用的であることもさすが! 世に多いハウツウ、「すぐわかる」系と違うのは、そのアドバイスが知性に裏打ちされているところだ。実用性はサービス精神のなせる技。
そして明解、論理的、周到な説明、例証、比喩等々で、出来る限り面白く読ませようとしている。しかし、その所論のすべてが安易にわかりよいものではない。なぜなら、真に知的な問題意識が貫徹しているからだ。それは、この講演集でも全く変わらないと思われた。受け取る側を受け身のままにさせず、思考を促すのである。
このレビューは参考になりましたか?
16 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 九月
形式:新書
ロシア語通訳としても、エッセイストとして活躍された
米原万里さんの講演をまとめた本。

講演は四本。
生物学的アプローチから男女についてのべた「愛の法則」
言葉の違いから、日本と外国の「国」の考え方の違いを指摘する
「国際化とグローバリゼーションのあいだ」、
単語に関する概念の違いから通訳の実際までを述べる「理解と誤解のあいだ : 通訳の限界と可能性」
著者の子ども時代から通訳としての活動を述べた「通訳と翻訳の違い」
前の二本は高校生むけの講演ですが、
さまざまな例をまじえながら、おもしろい口調で、たたみかけるように話すスタイルは
すべてに共通しています。

おもしろく書かれているので、するっと入ってくるのですが
いろいろ考えさせられることも多く、
既存の観念にまったをかける感じです。
いきいきした文章。
追悼の意味をかねた講演集のようですが、読者へのプレゼントという感じです。
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いわば、人生の先輩の知恵と経験談と言うものだろうか。... 続きを読む
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苦難の中で未来を語る感動的な講演集
ロシア語通訳の第一人者で、エッセイの名手としても知られた米原氏の講演集。癌の闘病中とは思えないサービス精神に溢れた溌剌とした語り口に胸が打たれる。... 続きを読む
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米原さんの鋭い洞察力とユーモアが光る講演録
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米原さんのこれまでの主張をわかりやすく展開していて、気楽に読めながら内容は深い。もっと長生きして、活躍していただきたかった。彼女の業績に敬意を表しつつ、ひとつだけ... 続きを読む
投稿日: 2008/3/2 投稿者: アキレスの踵
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