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米中石油戦争がはじまった―アメリカを知らない中国は敗れる
 
 

米中石油戦争がはじまった―アメリカを知らない中国は敗れる [単行本]

日高 義樹
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

いよいよアメリカと中国の国家戦略が真正面からぶつかる時代がやってきた。
中国は、石油の争奪を目的としてアメリカに戦いを挑みはじめた。膨大な石油埋蔵量を誇る「遅れた専制主義的な国々」と兵器輸出や核技術提供などを通じて誼みを通じ、石油獲得に向けた布石を着々と打つ。さらに、アメリカ議会の厳しい反対により頓挫したものの、アメリカの石油企業ユノカルを買収しようとする動きさえ見せた。そして一方で、毎年急速に軍拡を進め、遂に2005年には潜水艦から発射する大陸間弾道弾の打ち上げに成功。アメリカに対する「第一撃能力」を手にした。
アメリカは、遅かれ早かれ受けて立たなければならない。アメリカの保守派のマスコミの間にも、アメリカが毅然として戦わなければ「スロー・パールハーバー」、つまり知らないうちにやられてしまうと警告する声もでてきた。
この対立の行方は!? 日本人が知らない予兆を読み解く衝撃の書!

内容(「MARC」データベースより)

中国はアメリカの敵性国家になった。中国は2025年石油危機を起こす、アメリカと中国は共存できない、日本の政治家と官僚は何も知らない…。覇権を巡るふたつの大国の激突。日本人が知らない予兆を読み解く。

登録情報

  • 単行本: 254ページ
  • 出版社: PHP研究所 (2006/01)
  • ISBN-10: 4569648061
  • ISBN-13: 978-4569648064
  • 発売日: 2006/01
  • 商品の寸法: 19.2 x 14.4 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 286,019位 (本のベストセラーを見る)
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13 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 アメリカの考えていることが解ります, 2006/2/12
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レビュー対象商品: 米中石油戦争がはじまった―アメリカを知らない中国は敗れる (単行本)
本書の内容を要約すると、'@アメリカと中国は近い将来、石油戦略と通貨戦略の両面で正面衝突必至である、'Aアメリカや世界の経済は中国の経済成長の恩恵を被ってきたが、このまま、中国を思いのままに成長させることは限界があり、アメリカは経済に被害が出ることを承知で対決に出る、'Bアメリカの軍事拠点はアジアからハワイ等に移され、日本にある基地の戦略的な重要性はほとんど無くなる、'C物量の面はともかく、兵器の質の面で圧倒的な力を有するアメリカに中国は勝ち目が無い、といったところです。

日本人は軍事や国防のことを殆ど考えず、アメリカ任せにしてきましたが、そのアメリカの方針が急速に変容をとげつつある現実が理解できます。

文章が少しくどい(同じ意味の言葉を繰り返す傾向あり)点が難点です。
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9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 衝撃の書, 2006/3/4
レビュー対象商品: 米中石油戦争がはじまった―アメリカを知らない中国は敗れる (単行本)
中国が抱えるエネルギー問題は事実だろう、しかし世界の覇権をかけた争いに誰が勝者になるのか、先進国との貿易摩擦を巧妙にしのぎ、世界中の専制国家と影で手を結び、本当に目指しているものが見えてくる、食べられない人間が何億いようと金と権力がある者が支配して当然と考える思想は何千年経っても少しも揺るがない、日本のように中国の一部を借りて工場を建てて儲けようなどというちっぽけな考えではなく、全てを手にする事かもしれない、日本が経済的に苦しんでいる中、隣国は恐るべき力を持ち目は全世界に向いた、経済大国だなどと勝手に言っている日本などは眼中に無いのだ、広大な面積を持つ国は志しも壮大だ、しかし最大国を敵に回せばおのずとさまざまな衝突が生じる、言う事とやる事が違う国家がどのように挑戦し、また危機はどのように回避されるのか、回避できずに力で戦う事になるのか、日本人は目を覚まさなければ、子の世代にはもう石油は簡単に手に入らないかも知れない。
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15 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 生々しい国際情勢:いずれ米国は中国に経済制裁を行う, 2006/4/6
レビュー対象商品: 米中石油戦争がはじまった―アメリカを知らない中国は敗れる (単行本)
中国のプレゼンスが高まっている。これは中国の巧みな外交戦略によるところが大きい。日本の細川首相がクリントンとの会談を決裂させ、ジャパンバッシングをまねいたのと対照的に、中国は1ドル5.72人民元であった交換レートを一挙に60%切り下げて8.72元にして圧倒的な貿易上の国際競争力を手にした。さらに中国はミサイルの打ち上げに失敗していたが、クリントン政権が1999年にミサイルの最新技術を中国に売り渡したので、今や中国の潜水艦はワシントンを一撃する能力を獲得するに至った。

著者は、中国と米国の石油と政治理念を巡る対立は、いずれ米国の経済制裁を招くと見る。一方で、米国は自国の若者の命を守るために、長距離攻撃力を保ちつつも基本的には米軍をアジアから撤退させるだろうと見る。

それにしても本書で一番印象的だったのは、ニューヨークタイムズの報道したとされる香港の漁民にたいする弾圧だ。海を埋め立てて石炭発電所と風力発電所を作る事に反対して工事を妨害しようとした漁民数十人に対して、警察官や人民解放軍が出動して、最初は模擬弾や催涙ガスを使っていたが、最後は実弾を発射した。丸腰の漁民は20名が死亡し数十人が重傷を追った。騒ぎが収まると警察側は死者を海の放り込んだ上、漁村を封鎖し一軒一軒しらみつぶしに探し回って暴動に参加した者を子供を含めて拘束したとのことである。天安門事件以来中国は基本的には変わっていないのだ。
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