冷静な、中長期の流れを、読者それぞれの立場で読む為のヒントを教えてくれる情勢分析本である。
ヒステリックで説得力に欠ける「なんでも反米・(非現実的な)独立論」的情報の氾濫が目に余る昨今、冷静に、中長期に見て世の中がどうなっていくのか?
各国の中にある「表層面だけでない構造や、その国の体質」というものをまるで無視した「誘導情報本」が多すぎる中、「代理戦争」という一つの切り口に、巨大なPOWERがどう動くかを、様々な事例や、歴史的に無視してはいけない重要なターニングポイントを紹介しながら考えさせてくれる。
こうした「広くて自在な視方」視点構築、モノの考え方を、押しつけでなく与えてくれるプロの本は勉強になる。
これから益々、自分で考えられる力が養われてゆくような良質のコンテンツを探したいと思った。