至高の傑作「神話少女 栗山千明」の制作過程が掲載されています。
篠山紀信氏、栗山千明さん、千明さんのお母様のお話が
大岡玲氏のインタビューにより引き出されており
神話少女に魅せられた女子美大生と千明さんの対談も収録されています。
自由に撮るために出版のめどもつけないまま
メイクもつけない最少スタッフ数で土浦まで繰り返し通い
春夏秋冬を撮りきった篠山氏と、ロケハンを買って出たお母様の熱意は
すべて「11歳の千明の結晶のような美しさを写真に封じ込める」為のものでした。
大岡氏と篠山氏の対談はこんな風に締められています。
ここはあの世で、栗山千明は巫女だ。油断するとあの世に連れていかれてしまう。
少女は永遠につかまえられない。つかまえようとしても掌からすり抜け
つかまえた瞬間に少女ではなくなってしまう。
最終頁の写真は永遠に掴まえられない少女の象徴なのだと。