箱庭の学習を始めて、数年になる。私は、いわゆる専門家ではないことをあらかじめ言っておきたい。
専門書も何冊か読んでみて、比べた上で思うのだが、箱庭を実際している人にも、興味を持ち始めた人にも十分読める本だと思う。
一番特徴的なことをあげれば、あくまでも箱庭を作る人の側に立って説明しているところであろう。
具体的に筆者の事例を3つ挙げている。
作る側に立って、何をどのように置いたか、数回分をきちんと写真とともに、本人の想いを説明しながら、「流れ」がわかるようになっている。
入門書として、すべてを網羅しているわけではないが、十分箱庭療法のことがわかると言っても過言ではない。
他の本でわからなかったことが、ずいぶん、自分の中ですとんと落ちた部分があった。