本書は、「週刊新潮」連載のコラム「管見妄語」(読みは、カンケンモウゴ)の2009年5月〜2010年6月分をまとめた本です。
著者の本を読むといつも思うのですが、独特の視点とユーモア、そして、まっすぐで端正な人生観が感じられ、襟を正して読ませていただきながらも、やっぱりクスリと笑ってしまいます。どの作品も「知性」と「正義感」と「ユーモア」を兼ね備えている作品ばかりです。
コラム「管見妄語」については、本書「大いなる暗愚」と「
管見妄語 始末に困る人」(2010年6月〜2011年6月分)の2冊が単行本として出版されています。
私の場合は、順序が逆で、「始末に困る人」を読んだ後に本書を読みましたが、2冊ともそれぞれに楽しめる内容です。しかも本書「大いなる暗愚」に示されているさまざまな知見が、少しも古くなく、今もとても重要であり続けていると思いました。
「大いなる暗愚」も「始末に困る人」の両方ともお勧めします。