A5 430ページもの大部である。ここまでになると、教科書的になったり
散漫になってポイントがはっきりしなかったりするものだが、
全体を
概論 管理職育成に関する悩み解決
1部 管理職候補を見つけ出す
2部 自社の中核を担う管理職に鍛える
というように整然と分けられていて、それぞれの「部」も、
現場目線で書かれている。一歩間違うと中小企業診断士のテキストのような本になりがちだが、
この本にはそれがない。文章もこなれている。
チェックポイントなども織りこまれており、
「使える」一冊である。
トップが管理職を育成するときだけでなく、
管理職自身が自らを見つめ直すときにも大いに役立つだろう。
大部とはいえ、読みやすくする工夫も施されており、
意外と短時間で読める。しかし、できればデスクに1冊常備して置いて欲しい好著である。