短編2つで構成されています。それぞれ別のカップルのお話。
○「テイク・オフ」俊才パイロット(攻め)と、訳ありフリーライター(受け)
○「管制塔の貴公子」敏腕パイロット(攻め)と、航空管制官(受け)
の2本立てです。サービス良いです。前作「華麗なるフライト」を読まなくても大丈夫です。
「テイク・オフ」は、攻めがとある事情から、受けの事をずっと勘違いしてるんですが、読者はそれが全く見当違いだと最初から知ってるので、「いつ本当のことが分かるんだろう」とドキドキです。
この話は、前作と同じく視点の切り替えが入るので、受け攻め両方の気持ちが分かります。
……ちなみにこの受けは、最初から攻めさん好き好きオーラが全開です。なので、ちょっと受けの健気さにキュンとします(笑)。
「管制塔の貴公子」は受け視点で話が進みます。こっちの受けは意地っ張りというかツンデレというか。
ツンデレさんの「ツン」してる部分の気持ちが分かって、大変興味深かったです。
とことん意地っ張りさんな受けでした。
ですから、受けの「デレ」の入る瞬間が分かって良いですね。
しかも表面上はクールなので、一緒にいるのに攻めには全然(デレが)気付かれないという。
どちらのお話も魅力的で、大変堪能出来ました。
相変わらず登場人物が全員頭&顔が良くて、読んでるだけで夢の世界にフライト出来ました(笑)。