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算法少女 (ちくま学芸文庫)
 
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算法少女 (ちくま学芸文庫) [文庫]

遠藤 寛子
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (21件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

父・千葉桃三から算法の手ほどきを受けていた町娘あきは、ある日、観音さまに奉納された算額に誤りを見つけ声をあげた…。その出来事を聞き及んだ久留米藩主・有馬侯は、あきを姫君の算法指南役にしようとするが、騒動がもちあがる。上方算法に対抗心を燃やす関流の実力者・藤田貞資が、あきと同じ年頃の、関流を学ぶ娘と競わせることを画策。はたしてその結果は…。安永4(1775)年に刊行された和算書『算法少女』の成立をめぐる史実をていねいに拾いながら、豊かに色づけた少年少女むけ歴史小説の名作。江戸時代、いかに和算が庶民の間に広まっていたか、それを学ぶことがいかに歓びであったかを、いきいきと描き出す。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

遠藤 寛子
1931年、三重県生まれ。児童文学作家。三重大学を経て法政大学史学科卒業。三重県下の中学校および都立の養護学校に勤務、教職の傍ら創作に勤しむ。1969年に『深い雪の中で』(講談社)で第1回北川千代賞を、1974年に『算法少女』(岩崎書店)でサンケイ児童出版文化賞を受賞

箕田 源二郎
1918‐2000年、東京生まれ。画家。日本美術会、童画ぐるーぷ「車」などに属し、絵本の制作や美術教育運動で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 272ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2006/08)
  • ISBN-10: 4480090134
  • ISBN-13: 978-4480090133
  • 発売日: 2006/08
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.4 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (21件のカスタマーレビュー)
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37 人中、36人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 1973年に刊行され、一度は増刷中止となり、今回は待望の復刊だそうだ。この本を副教材として扱っていた数学の先生も少なくなかったらしい。帯には、「江戸時代にも算数好きの女の子がいた!和算の世界へいざなうジュニア歴史小説」とある。

 行間が広く、まず読みやすい。「なんで算数や数学を勉強しなきゃいけないの?」と思っている算数・数学嫌いの小中学生、逆に算数・数学大好きの子どもたちにもぜひ読んでほしい。

 生活に必要で夢中になって算法を学ぼうとする貧しい子どもたちや、その子どもたちに教えながら、武士と対等に算法で勝負する少女おあきの姿は、とても爽やかである。

 脇役として登場する大名、武士、俳諧人、医師、数学者、町の老若男女たちも、十分読者を楽しませてくれる。関孝和の流派と上方算法との対決も見所の一つである。
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14 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By サトマン トップ1000レビュアー
形式:文庫
 著者、遠藤さんが気持ちを込めてお創りになったことが、あとがきで良く分かる。

 出版社に何度となく重版のお願いをし断られ、復活ドットコムにより復活の兆しがでるが重版にならず悔しい思いをされていた。そのような中、ファンの声により筑摩から復活した。私はあとがきを読み書籍を手に取りましたが、著者のお気持ちが分かり、なおさら1ページ1ページ丁寧に読みました。

 本書は、安永4年。武士だけではなく、街の商人なども学問を学びたいとしきりに思っていた頃の時代だという。その時代に、算法が強い少女がおり、藩主の姫君の指南役にというお話が持ち上がるというストーリーだ。

 話しの中に出てくる算法を解いても面白いのかも知れません。(私は行ないませんでした。)
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
児童文学だけあって読みやすい。
読み仮名が丁寧にふられているのも嬉しいです。
江戸時代の数学、和算をめぐって町医者の娘あきが活躍。
控えめで思慮深い主人公は、けっこう負けん気も強かったりして、最後には凄いことをやってのける。
周りの大人をしっかり見て、話を聞き、自分の考えを確立してゆく過程がしっかり描かれています。
実在の人物と架空の人物が入り交じり、若い読者がある日どこかで、登場人物の名前を見つけるのが楽しみ、と作者は言います。
これこそ読書の醍醐味、と言う作者にとても好感を持ちました。
本当にそう思う。
大人になって児童文学を読んでも、子ども時代に得られる感動は絶対味わえないのは残念だけれど。
でも自分が子どもの時にこの本を与えられたら、はたして読みきれただろうか?
ちょっと自信がありません。
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お江戸の楽しみ
この本の原典は同名の江戸時代に書かれたベストセラー!
それを学校の先生が生徒に読ませたくて現代語訳した本です。... 続きを読む
投稿日: 4日前 投稿者: かほ
読みやすい
江戸時代に算法を学ぶ少女の物語。
本書は江戸時代に実際に出版された「算法少女」などをもとに、著者が創作した。... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: yfu
数学対決というか・・・
”算法少女”は実際に江戸時代に発刊された書物だそうです。題名や内容の解説から、「少女が難問を次々と解いてゆく。数学対決で色々な強敵を打ち破る」のような話かと思って... 続きを読む
投稿日: 14か月前 投稿者: すわ
小気味よし
和算というものがあったということを、
この本に触れて初めて知った方も多いと思う。
主人公の少女は小気味よいほど、聡明で、... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: いじさま
読みやすい!
和算の本として最初に読んだが、とても読みやすい。話はわかりやすく、背景や物語のテンポもよい。... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: cai
可愛らしいタイトル
小説としては王道の雰囲気だと思いました。
読みやすかったです。(もちっと漢字を使ってくれるともちっと読みやすかったです)... 続きを読む
投稿日: 21か月前 投稿者: 黒崎清悟
数学界の坂田三吉
まず読み物として非常におもしろい。それだけでなく、物語を読むうちに算法(数学)というもののおもしろさ、奥深さに自然と気づくようにできており子供向けの小説として良書... 続きを読む
投稿日: 2010/4/2 投稿者: ウェルズ
ただひたむきに信じること
江戸時代にも算数好きの少女がいた!... 続きを読む
投稿日: 2008/7/25 投稿者: SEOUL EATER
想定外のおもしろさに満ちた傑作です。
 一度読み始めたら、途中で巻を措くことができませんでした。... 続きを読む
投稿日: 2008/5/14 投稿者: 柴風
和算、私もやってみたい!
「算法少女」、このネーミングのセンス、江戸時代だそうです。
実際にこの題で和算の本を、江戸時代に少女と父親が作った。... 続きを読む
投稿日: 2007/10/1 投稿者: ぴっぴ
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