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さて、このように、すくなからず私の人生に影響を与えた人間が、10年ぶりに本をだすということで、早速買ってみてた。やはりというか、彼の考え方の基本は、すべてのことに対して「なぜ」と問うことであるということが分かり、妙な感動を覚えた。彼の魅力の原点はここにあったのだと再確認したのである。私が好きな大前研一さんも同様の内容の本をだしているが、やはり人を引きつける人、魅力的な人というのは、常識と呼ばれる典型的な思考パターンを疑い、そこから独自の視点を導き出すという傾向がある。まったくビジネス界とは疎遠であり、かつ、有名な左翼活動家でもある表さんが結果的に大前さんと同じ事を言っているのがおもしろい。
予備校講師という、一般サラリーマンからしてみればなかなか接点のない職業の講師が書いた本ではあるが、その視点、着眼点は、非常に示唆に富んでおり、ぜひサラリーマンにも読んでもらいたい。彼は、一月に数百万円も本を購入するほどの読書家ということらしいが、??のエッセンスを味わえるおもしろい本だ。スーパー英文解釈も良いが、表節を味わうことは、予備校生だけの特権ではないだろう。
そういう意味で、巷の啓発本とそれほど変わらないともいえるのですが、1度読んで“はい、おしまい”とするには惜しい本であります。「へーそうか」とメモしておきたくなる事柄も多くあり、本棚に置いておき、頃合いを見て読み返したい1冊です。
僕がもっとも気に入っているのは、「お子様ランチはデザートから食べろ」。少しだけ抜粋します。
~「いつかお金と時間ができたら、中国に行ってみたい」といいながら、何年もの間、さまざまな理由をつけて先延ばししたりしないで、二泊三日でもいいからとりあえず行ってみればいいのだ。(中略)
自分がいまいちばん好きなこと、いまいちばんやりたいことに早く取り組まないと、年月はあっという間に過ぎ去っていく ~
平凡かもしれないですが、今の僕にいちばん胸に迫りました。
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